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金持ち兄さんの日記 > 2008年08月の日記 > かなり先だと思っている事は、すぐに、目の前の事になる
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かなり先だと思っている事は、すぐに、目の前の事になる
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最近、日記のタイトルのように感じることがよくあります。若い頃には、まだまだ先のことだと思っていた出来事が、ふと気付くと、すぐ目の前の出来事になっていることに気付かされます。
例えば、結婚。
若い頃は、「結婚なんて、まだまだ遠い先のことだ」と思っていたら、ふと気付くと、もう、すぐ目の前の真剣に考えなければいけない問題になっていました。もう仲良くしていた同級生などはほとんど結婚していて、今では僕は、完全な売れ残りです(笑)。
実は来月にも、小学校から仲良くしている友人が福岡で結婚式を挙げることになっていて、それに呼ばれている僕は、「ついに、アイツも結婚かぁ…」と複雑な気持ちです(笑)。
ただ、結婚については「相手が必要なこと」なので、いくら何とかしたいと思っても、自分自身の努力だけでは難しい面がありますが。
しかし、お金についてはどうでしょうか?
こっちは「相手」などいませんので、自分の努力次第です。
もちろん、結婚していて相手が浪費家だったり、経済苦の親に援助をしている場合などは、自分の努力だけでは解決しない状態にもなりえますが、こういうケースはそう多くはないでしょう。
学校を卒業してあと働き始めてから、きちんと先のことを考えて準備をしていたか、していなかったによって、今の経済状態が決まってしまいます。
僕の家の場合は、運よく、僕が若い頃に経済苦に陥ったため、資産を築くことに敏感になり、節約をしたり、お金を貯めたり、株式投資で資産運用をしたり、といった事を早い時期から始めることができました。
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生活コストを下げる方法・裏技一覧(僕は、もちろん全部やってます!)
・ ネットバンクで銀行に払う手数料を節約 ・
プロバイダーの乗換えで固定費を節約 ・
ネット証券の取引手数料を節約
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自動車保険の一括見積もり比較で、任意保険料を節約 ・
生命保険の一括見積もりで、生命保険料を節約
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毎月7日にP-ONEカードで買い物(あらゆる物を4%割引) ・
クレジットカードの割引で節約 ・ Skypeで電話代を節約
しかし、自分の周りを見ている限りでは、まだ一度も経済苦を経験した事がないためか、いつまで経っても、お金に関して、「何とかなると、甘く見ている人」が多いように思います。ですから僕は、お金の相談ができる病院があればいいのに…と考えたりするわけです。
こういう気持ちがあるので、僕は、将来のために備えをしておくようにと、日記を通してよく警告をしています(笑)。今年に入ってからも、下記のように、日記で様々な警告を発してきました。
08月11日 : 不景気(不況)になって、初めて気付く恐怖
05月20日 : 人生を決める重要なこと「早かったか、遅かったか」
05月13日 : 目の前の誘惑に、負けてはいけない
04月21日 : 将来、「高齢者(お年寄り)が若者を支える時代」がくる?
04月10日 : まだ若いアナタも、少しずつ老後資金を作り始めた方がいい
03月12日 : 親から子への貧乏スパイラル
03月09日 : 財政破綻…アナタの住んでいる町は、大丈夫?
02月05日 : 親の経済力が子供の人生に与える影響とは?
01月31日 : 「ワーキングプアU 努力すれば抜け出せますか」の感想
先のことの一つに、老後資金のことがありますが、アナタは「まだまだ先のことだ」と思っていませんか?
僕はまだ20代ですが、今のうちから老後のことを考えて、毎月かなりの金額の年金・退職金の積立をしています。結婚のことにしてもそうですが、今までの時間がアッという間に過ぎていったことを考えると、
かなり先だと思っている事は、すぐに、目の前の事になる |
と実感していますから、あんまり「老後のことは、かなり先のことだ」と思えないんですよね。
それに、自分の親や婆ちゃんを見ていても(母に残された時間…)、「今から準備をしておかないとヤバイなぁ」と本当に思うのです。「人生で大きく貯金・資産作りができる貴重な時期」は、今だ!ということも分かっていますしね。
アナタには、「かなり先のことだ」と考えいて、「いつか、やらなきゃいけない」と思いながらも、その現実から目を背けている事柄はありませんか?
僕のような若造が言うのもなんですが、先のことなんて、すぐにやってきますから、現実から目を背けず、今のうちから準備をしておくおとが大切だと思います。
僕のように、30年以上も前から、老後のために、毎月かなりの退職金・年金の積立をしているような者がいることを忘れないで頂きたいと思います。
人生を決める重要なこと「早かったか、遅かったか」でも書いたように、将来の準備をしておくことに、「早すぎる」ということはないのですから。できるだけ早い時期から動いた方が良いことは分かりきっています。
それに、老後や教育費など、まとまったお金がかかる出来事については、自分や家族の人生に大きくかかわることなので、「気付いた時には、もう手遅れ」では、開き直って笑おうにも笑えませんからね。
ところで、つい先日、下記のようなメールを頂きました。
このお母さんは、まだ娘さんが小さい頃から、お金について真剣に考えているみたいで、「お金の面において、中途半端に何とかなっている家庭」よりかは、ずっとマシだと思います。
人生に必要なお金はいくら?[結婚・子育て・老後]などを参考にしながら、先のことを考えて行動すれば、お金に困る生活から抜け出すことは、そう難しくはないのではないかと思います。
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こんにちは。最近、毎日兄さんのサイトにお邪魔してます。
我が家は、すでに崖っぷちだということに気づいています。
娘が二人・・・成長は喜ぶべきことですが、お金がかかって仕方がありません。かわいそうだけど、携帯電話なんか、まだまだ持たせてあげられないです。
携帯電話は、お金の件以外にも持たせたくない理由がありますが、その他は、お金がないってことで、たくさん我慢させてます。
かわいい小物もたくさん持ちたがるけど、私はいつも「シャーペンは書けたらいいし、消しゴムは消せたらいいねん。役割を果たせば、かわいくなくていいの!」と言い聞かせてます。
私も、靴は足を守ればいいし、服は着れたらいいと自分に言い聞かせて、たくさんたくさん我慢してます。
お金が欲しい・・・このままでは生活できないことはわかってるけど、これ以上働くのはしんどいし、お金お金と検索してたら兄さんに出会いました。
もう少し勉強してから、何かに挑戦してみます。でも不安がものすごく大きくて、なかなか踏み切れなさそうだけど・・・。
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このメールを見て、まず、僕がやった方が良いと思ったのは、プロバイダーの見直しです。
回線を調べてみたところ、この方はケーブルテレビ回線を利用してネットに接続されてるようなので、これをADSLに乗り換えるだけで、何の苦労もなく、毎月、数千円の節約ができると思います。
しかも、プロバイダーの中には、契約をすると【現金22,000円】をキャッシュバックしてくれる@niftyのような会社もありますから、節約ができる上に、現金まで貰えてしまいます。
今回に限らず、プロバイダーはよく現金や商品券をプレゼントするキャンペーンを頻繁にやっています。プロバイダーの定期的な見直しをすれば、相当、毎月の固定費を抑えることができますから、もし、お金に困っている人は、これはぜひやって欲しいと思います。
プロバイダーを見直さない人は、見直しする人に比べて、恐ろしく損をする |
ことは、毎月5,000円程の料金を払い続け、見直しをやっていなかった頃の僕を見て頂ければ、分かっていただけると思います。
続いて、携帯電話についてですが、子供に携帯を持たせる事についての考え方は、その家庭によって違うと思いますので、なんとも言い難いところですが、もし僕に子供がいたとして、子供がある程度の年齢になったら、ソフトバンクのホワイト学割を利用して、携帯を持たせるかもしれません。
ただし、無条件に与えるのではなくて、「学校の成績を元にした、契約の更新制」です。
学校の成績が一定基準を満たせないようであれば、持たせるのを止めさせますし、逆に、いつも、一定基準を満たせているのであれば、ずっと契約を更新して持たせてあげる、という感じです。
携帯電話は、「買ってあげたら、それで終わり」というタイプの商品ではなく、持っているだけで維持コストがかかりますが、この方法で持たせて「子供の教育(将来)への投資だ」と思えば、安いもんです(笑)。
次に、お金がないということで色々と我慢させている件ですが、どの程度の我慢なのか、具体的な内容は分からないのですが、僕の個人的な考え方としては、子供に欲しい物を我慢させることは、教育において必要だと思っています。
色々な「お金持ちになるための本」を読んでいると、欲しい物を何でも買い与え、お金の大切さを教えていない家庭は、子供の経済的な自立に失敗しているケースが多いのです(参考:明日、親が死んだら…)。
ただ、先程の携帯電話の話ではないですが、「何かのご褒美」という形でなら、たまには欲しい物をあげてもいいと思います。大人の世界で言えば、「ボーナス」という感じでね(笑)。
我慢させるだけでは、子供に限らず、誰だって嫌になってきますから、与えるべき時には、ちゃんと与えることも大切だと思います。
日頃、欲しい物を我慢していれば、ある程度のゆとりはできるはずなので、それを使って、何かのタイミングで、「ご褒美」をあげてはいかがでしょうか。
次に、我慢に対する考え方ですが、基本的には、僕もこのお母さんと同じです。ただ、僕の場合は、
「我慢だと考えずに、モノの本質的価値を考えて、賢い選択をしている」 |
と考えているところが違います。ですから、「ツラいけど、我慢している」という後ろめたさはありません。
例えば、シャーペンや消しゴムなら、
「カワイイ物を選ぶことで、どんなメリット(良い点)があるのか?そして、その商品は価値(メリット)に対して、割安な価格になっているのか?」
といった事を考え、価値に対して割安だと感じれば、カワイイ物を買ってあげますし、そうでないと思えば、我慢させるでしょうね。
「一般的な消しゴムに比べて、値段が高いから」という理由では、我慢させる理由にはなりません。
実際、そのカワイイ消しゴムや文房具を使うことで、勉強にヤル気が出るようなら、価値に対してかなり割安な買い物だと思い、すぐにでも買ってあげると思います(笑)。
次に、「これ以上働くことはしんどい」という話についてですが、現時点でどれだけ働いているのかは分からないのですが、ゴールデンウィークの寂しい思い出…にも書いたように、働く時間を増やすことほど、確実にお金を増やす方法はありません。
退屈な方法だと感じるかもしれませんが、こんな良い方法を簡単に諦めてしまうのは、とても勿体無いと思っています。
…ただ、働く時間を増やすといっても、流れ作業的なお仕事はお勧めしません。
技術や経験がストックされていって、それが、より高い給料を得ることや、自分の雇用を守る強みに繋がるような「ストック型の仕事」を選ぶことが大切だと思います。
仕事の内容が簡単で、誰でも交代できるような「フロー型」の仕事をしていると、最初のうちは、ストック型の仕事と同じような金額を得られるかもしれませんが、雇用主からすれば、代替品との交換が簡単にできる場合がほとんどだと思うので、「いつ、若い子に交代させらるんだろうか…」と、年齢とともに不安になっていくばかりでしょう。
僕も若い頃は、「なるべく簡単な仕事内容で、高いバイト代が貰えるところが良いなぁ」と思ってアルバイト先を探していましたが、長い視点で考えると、これは間違いだと感じています。
「若い人を採用して、10年働いてきた私を辞めさせるのはいいけど、その人に私くらいの技術を身に付けさせるには、いったい、どれくらいの投資・年月が必要なんでしょうね?」
という嫌味を言えるくらい難しく思える仕事の方が、長期的に考えたらメリットが大きいことくらい、よく考えれば気付きそうな事ですが、意外と、多くの人はこれに気付きません。
誰でもできる簡単な仕事を選び、そして、
ある日突然、リストラの対象になってしまう |
のです。どうせ仕事で稼ぐのなら、技術や経験がストックされていく「ストック型の仕事」がお勧めです。
自分にとって簡単(楽)な仕事は、
他の人にとっても、簡単である場合が多い。
つまり、代替品(代わりの人)を見つけるのが簡単。 |
であることを忘れてしまうと、「長年、この会社で働いてきた私が、どうしてリストラの対象なんかになるの…」といった事になりかねませんから、注意が必要です。
…といった感じで、メールの感想を書いてきましたが、ご家族の年齢や家庭環境、詳しい状態が分からないので、ところどころ的外れなことを書いているかもしれませんが、プロバイダーの見直しや考え方など、少しでも参考にしていただけたら光栄に思います。
金持ち兄さんへの日記では、今日のように、頂いたメールに対して、日記での公開回答をするようにしました。
今までは、メール対メールで個別回答をしていたので、時間的に無理があり、回答できないメールも多かったのですが、今回のような日記での公開回答であれば、たくさんの方に参考にしてもらえるので、積極的に回答していきたいと思っています。
ですので、もし何か、悩みや相談事がありましたら、気軽にメールしていただけたらと思います(*^^*)。
さて、【現金6,000円】がタダで貰える「絶対」お得なキャンペーンですが、マネーパートナーズFXのように締切が近づいているキャンペーンもありますが、大丈夫でしょうか?
もちろん僕の場合は、僕・母・妹の全員が現金を獲得済みです(笑)。
落ちているお金を拾わないのは、とてももったいない事です。例えば、アルバイトで同じ金額を稼ごうと思ったら、何時間も働かなければいけません。まだ拾っていない人は、忘れずに拾うようにして下さいね!
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