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   金持ち兄さんの日記 > 2008年04月の日記 > 将来、「高齢者(お年寄り)が若者を支える時代」がくる?

「高齢者(お年寄り)が若者を支える時代」がくる?


朝、電車で通勤をしていると、楽しくお出かけをしている高齢者の方々を見かけます。そのたびに思うのが、



「僕らの老後も、こんな風にのんびりと過ごせるのだろうか?」



という疑問です。




以前も言ったことがありますが(人口ピラミッドの変化から予想する将来)、日本の人口問題は最悪な状況です。




2050年の人口ピラミッド




上に掲載したのは、今から42年後の日本(2050年)の人口予想ですが、これを見ると、




高齢者を若者(現役世代)が支えるなんて、できるはずがない




と感じるはずです。


そして、「現役世代(若い人たち)に頑張ってもらって、老後は年金で昼間からランチやおでかけ♪」なんてことは、夢のまた夢であることが想像できると思います(笑)。




これは僕の個人的な意見ですが、最初の方で書いたようなのんびりした老後は、「今だからこそ、できることなんだろうな」と思えて仕方がありません。




2000年の人口ピラミッド




じゃあ、僕らが高齢者になった時には、どういった世の中になっているのかと予想してみると、




60歳でリタイヤなんて早すぎる。高齢者(60歳以上)でも働くのが当たり前。

・ 若者に支えてもらうなんてとんでもない、僕らが若者を支えて頑張ってもらわないと!


・ 「若い頃は、老後の資産作りなんてしなくても、社会保障や年金でどうにかなると思っていた?」それはちょっと、考えが甘かったね。。

・ 高齢者の医療費負担率が5割以上になっているかも。人口ピラミッドから考えて、僕らが高齢者になった時にも2割負担で済むはずがない。

・ 子供の教育費、住宅ローン、親の介護費用の板ばさみに遭い、経済的に行き詰る現役世代の人が増える。




こういった世の中になっているんじゃないかと思います。



見ていただければ分かるように、僕らの老後は、かなり大変な老後になりそうですが、僕らの子供や孫の世代は、さらに大変なことになりそうです。

ですから、とても支えてもらおうなんて思えないし、逆に、僕らがいかに、子供や孫をサポートしてあげられるかが大切だと感じています。




先日、まだ若いアナタも、少しずつ老後資金を作り始めた方がいいという日記を書きましたが、僕がまだ20代と若い方なのに、老後老後…とうるさく言っているのは(笑)、今までに書いたような「凄まじい少子高齢化による、老後(将来)への危機感」があるからなのです。





ちなみに、この考えは会社経営にも反映されていて、うちの社員は給料を抑える代わりに、退職金をかなり厚めにしています。金額で言えば、月額:60,000円の退職金積立です。

この退職金の金利が平均で3%だったと仮定して、これを35年間続けたとすると、




月額:6万円を35年間、平均利率:3%で積立てた場合の退職金




というかなりの金額になりますから、これだけあれば、たとえ年金が減額されたり、医療費の負担割合が増えたりしても、十分に生活していけるんじゃないかと思っています。

しかも、退職金という名前は付いていても、3年以上積立てればいつでも現金で受取りができますから、もしもの時には、老後資金以外の用途でも利用できるようになっていますので、老後にならないと受取ることができない年金よりも便利です。



さらに、うちの会社で利用している退職金は、社内退職金ではなく、公的な外部機関の元本保証の退職金制度を利用していて、僕の会社に万が一のことがあっても、きちんと全額保護される仕組みになっていますから、社員としても安心なのです。




この退職金の掛け方を見ていただければ分かるように、うちの会社は、かなり老後の保障を手厚くしたプランだと思うのですが、なぜ、こんなプランを組んだのかと言うと、僕らの老後が苦しいものになるという危機感以外に、もう一つ理由があるのです。




それは、僕が、母の老後について考える機会があったからです。




うちの会社で利用している公的な退職金制度は、1986年まで利率:6.6%という、今では考えられない高利回りが続いていました。



その後、


1991年:5.5%
1999年:3.0%
2002年:1.0%


と予定利率は下がっていったのですが、仮に、僕の母が働き始めたときに、月々の給料から3万円を取り上げて(減額して)、この退職金を利用し、これが平均利率:5%で増えていったとすると、




月額:3万円を35年間、平均利率:5%で積立てた場合の退職金




という金額になります。




これだけあれば、途中で離婚して、旦那の厚生年金をあてにできなくなろうが(笑)、貯金がなくてカツカツの状態であろうが(笑)、母の老後は、退職金+年金で余裕を持って生活できていたと思います。



しかし、残念ながら、僕の母はこれができませんでした。


ただ、僕は今、母にして欲しかった事ができる立場にあります。ですから、自分がして欲しかったけど出来なかったことを、自分の会社の社員にしてあげたいと考えているのです。




今までの内容を見ていただければ分かるように、うちの社員は20代とまだ若いですが、真剣に老後のことを考えています。さて…




アナタは、どんな老後の資金計画を立てていますか?




将来、現役世代に頼れないことが今の時点から分かっているのですから、日々の生活コストを下げ、株式投資外貨投資をコツコツと続け、あなたの子供、孫の世代までが豊かな生活が送れるように、しっかりと老後の資金計画を立てて欲しいと思います。



そして、現金6,000円等がタダで貰える「絶対」お得なキャンペーンなどはキッチリと、取りこぼしのないように利用してくださいね(笑)。人生のうちに入ってくるお金はある程度決まっているのですから、その金額を少しでも増やすことは、とても大切だと思います(*^^*)。



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