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金持ち兄さんの日記 > 2007年3月の日記 > 家(住宅)購入のエピソード
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先日 購入した家(住宅(家)が負債であるのは間違いない)ですが、今日から4日間のリフォームが始まりました。ただ、家全体に手を入れるような大掛かりなリフォームではなくて、ちょっとだけです。つまり、プチ・リフォームですね。
コストパフォーマンス重視で今の家を選んだので、買った後、掃除だけしてそのまま使おうと思っていたのですが、やはり、築年数が経っているので、どうしても気になる部分がありました。
それで、その部分だけリフォームしてもらうことにしました♪
…ただ、「少しだけ」と言いつつも、今回のプチ・リフォームの施工代金の方は、30代サラリーマンの月収くらいかかるのですが…(汗)。
家のリフォームとなると、内容によっては数百万円以上になる事もあるので、金額の桁(感覚)がズレてくるのが恐いところです。よくよく考えてみれば、1回の買い物で数十万なんて、普通ではありえない金額ですからね。
車でもそうですが、金額の大きな商品を購入する時って、どうして、お金の感覚がズレてくるんでしょうね?プチ・リフォームに大金を使ったので、これからは慎ましく生活しようと思います(;^_^A。
住んでみて実感するのですが、今回の家は僕にとって本当に良い買い物でした。
相場や建物の状態から考えても、大成パルコンの鉄筋コンクリート住宅としては、かなり割安な価格で購入できたと思いますし、それに、貧乏性の僕にとっては、とっても素晴らしい家ですから(笑)。
あっ、もしかしたら、言ってなかったかもしれないのですが、買ったのは大成パルコンの家です。
調べれば調べるほど、大成パルコンの鉄筋コンクリート住宅の魅力に引かれ、今の物件を見つけた時には、「これだ!!」と思いました(笑)。
この家は、最初から付いている価格でも十分に安かったのですが、正直、最初の時点では値引き交渉を考えていました。いくら「安い」と言っても、家の価格ですからね。新車を買うくらいの値段じゃありません(;^_^A。
ですから、少しでも値引き交渉に成功すれば、金額にして、かなりの節約が期待できると思ったのです。
それに、仲介業者いわく、この家を売りに出していた売主さんは、「新築の家を建てたから、この家を売りに出したようです」とのことだったので、僕は、「なるほどぉ。。。ってことは、早くこの家を売却して、現金に換えたいと思ってるだろうな」と考えたのです(笑)。
それで、仲介業者、売主さん、僕の3人の場で交渉することになったのですが、下に書く売主さんの発言で、値引き交渉はすぐに諦めました(笑)。
仲介業者:「この家を売ったお金は、新しい家の支払いにご利用されるんですか?」
売主さん:「いや、しないよ。だって、現金で払ったもん」
仲介業者:「えっ!現金で購入されたんですか??」
僕:「………(・・;)めがてん」
不動産購入のマニュアル本にも書いてありますが、住宅を売却する人は、そのほとんどが「早く家を換金したい」と思っているので、値引き交渉をすれば、たいてい、最初の価格よりも少しは下がるものなのです。
…しかし、今回の売主さんは、新築の家を「現金」で買っていて(1000万、2000万の話じゃないでしょう…)、全くお金に困っている様子はありません。
そして、極め付けはこの言葉です。
僕:「築年数が経っているわりにとてもキレイに使われていて、風呂やトイレ、水周りも新しいもの交換してあって、かなり手を入れてますよね?まるで、ずっと住もうと考えていたみたいに思えて、ビックリしました」
売主さん:「だって、ついこの前まで、あの家にずっと住むつもりだったもん。ちょっと理由があって新しい家を建てたけど、それがなけりゃ、売るつもりなんてなかったもんで(名古屋弁)。
それに、もし3月までに売れなければ、この家は賃貸に出すつもりだったからさ」
僕:「そうだったんですか………(・・;)めがてん」
この言葉を聞いたとたん、僕の中から値引き交渉の文字は消えました(笑)。
この売主さんは、お金に全く困っていないばかりか、別に、この家を売り急いでもないと感じたからです。
賃貸マンション・アパートを借りる際に、その人に貸すか・貸さないか判断する権利を持っている大家さんではないですが、下手に値引き交渉なんかすると、
「アンタには、この家は売らん!!」
という状態に売主さんがなることも、十分にありえると思ったのです(笑)。
最初に書きましたが、僕の計算上、値引きしてもらわなくても、最初の価格のままで十分に割安だったので、「売ってもらえないリスク」を考え、値引き交渉は一切しないことにしました。
実際、後で話を聞けば聞くほど、売主さんは本当にお金には不自由していない感じだったので、「あの選択(値引き交渉は一切しない)は正解だった」と今でも思います(笑)。
ところで、色々と住宅を見て回っている時に感じたことがありました。それは、
売主さんの人柄や、売却の理由は、住宅の状態を判断する上でとても重要 |
という事です。
・ 夜逃げした家
・ 借金返済に困って、居住中であるにも関わらず売りに出ている家
・ 住宅ローンの苦しさから逃れたくて、売り急いでいる家
など、お金に困っている系の理由で売りに出ている家は、正直、状態が悪いものが多かったです。
逆に、支払いが全て終わっていて、単なる転居を理由に売りに出ている家は、丁寧に使われているのが分かり、全体的に家の状態が良い感じでした。
実際、僕が買った家に関しても、「あの売主さんだから、築年数が経ってても、こんなに良い状態なんだな」って感じです。
もちろんこれは、単純に「僕が見た家が、たまたまそうであっただけ」かもしれませんが、不動産の仲介業者さんも、やっぱり、僕が感じたことと同様のことを言っていましたので、全くの的外れではないと思います。
これから家を買おうと考えている方は、参考にしてみて下さい(*^^*)。
- 住宅購入に関する参考ページ
・ 住宅ローンの金利、住宅ローンの借り換え金利比較
・ 貧乏スパイラル1
・ 貧乏スパイラル2 ・ 住宅購入で守りを固める
・ 住宅(家)が負債であるのは間違いない ・ 住宅購入は慎重に考えなければ危ない
・ 家(住宅)購入のエピソード
・ 「何で中古の家(中古住宅)を買うんですか?」
・ 家(住宅)が負債⇒資産に変わるとき
・ 消費において、冒険者(リスクを負って開拓する人)にならない
・ 金持ちの証?借金の塊?同じモノでも見方が違う
・ 400万円で家を建てる!住宅のユニクロ化が進む?
・ 建物は安くても、維持費が高くて売れないタワー型マンションの最上階
・ 大成パルコンをなぜ選んだのか?将来は、空き家の中古住宅だらけになる日本
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