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金持ち兄さんの日記 > 2009年12月の日記 > 2009年を振り返る…「落ちていく者と上がっていく者」
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2009年を振り返る「落ちていく者と上がっていく者」(後)
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今日で今年も最後ですが、昨日の日記で書いた「家庭内の事業仕分け」と、「冬休みの宿題」は、順調に進んでいるでしょうか?
今年は日記の中で、何度も何度も、「こんなに魅力的なキャンペーンは、もう二度とないかもしれないから、できるだけ早く活用してください」と訴えてきましたが、この言葉通り、キャンペーンの内容は段々と改悪されてきています。
何度も言っているように、来年の夏には、FX会社へのレバレッジ規制がスタートしますから、キャンペーンの改悪どころか、もう、こんな魅力的なキャンペーンはなくなってしまうかもしれません。
現実は、アリとキリギリスの物語のようには、甘くはないにて紹介した、「キャンペーンで現金60万円を稼いだ方」は、掲載してある情報を見て、素早く口座開設を行い、キャンペーンの利用を進めていったそうですが、逆に、「落ちているお金」を拾わなかった人もいると思います。
どんなに価値ある情報であっても、
実行力がなければ、意味がありません。 |
チャンスは、アナタの都合に合わせて、現れるものではないのですから、今、この瞬間から、キッチリと実行力を発揮して、来年は、落ちているお金確実にを拾っていって下さいね。
今年、何もしなかった人は、年収が減っただけ、動いた人は、60万円以上も年収が増えたのですから、この不景気の中でも、まさに、
が存在したのです。実行力を発揮しなければ、来年は、もっと差が開くと思います。
さて、それでは今年最後の日記です。
今日は、「今後も、日本が成長していく可能性があるのか?」という大きなテーマについて、僕が考えている事を書いてみたいと思います。
途中、当たりもしない予想(妄想?)が入っているかもしれませんが、年末なので、昨日に引き続き、お酒を飲みながらの日記更新なので、大目にみて頂けたらと思います(笑)。
昨日、「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見たという話をしましたが、これを見ていて感じることは、やっぱり、「以前のような日本経済の成長って、ほとんど期待できないんだろうな」ってことでした。
以前、タイ旅行に行った日記を書きましたが、タイ旅行で感じた、日本やお金のことの3番目、4番目で書いたように、「タイは、日本のようにバランスが取れておらず、まだまだ発展の余地がある」と感じさせられましたが、これと同じ感覚を、三丁目の夕日を見ている時にも感じました。
あの頃(昭和33年〜34年)は、今ではあって当たり前の家電商品や車もない家庭が多く、建物についても、強い地震がきたら、アッという間に倒壊してしまいそうなボロ屋(今で言えば)です。
昨日の日記で書いたように、今あるものに満足している僕ですが、もし、あの当時の環境にいたら、「車が欲しい、冷蔵庫が欲しい、テレビが欲しい、洗濯機が欲しい…」と、たくさん欲しい物があったと思います。
これらの物が手に入る事によって、著しく生活が快適になると思えば、「欲しい物ではなく、必要な物」だと感じていたと思うからです。
…しかし、今は違いますよね?
テレビがブラウン管テレビ→大型液晶テレビになったからと言って、「今まではラジオで聴くだけで、映像が見れなかった→これからはテレビを使って、音声にプラスして、映像まで見れるようになった」ほどの感動はありません。
既に見れていたものが、大画面で見れるとか、キレイな画質で見れるとか、ちょっと機能が追加されたとか、その程度ですからね。
冷蔵庫や洗濯機、車にしたって、同じです。
それまで、「これらの物がなかった生活→これらの物が利用できるようになった時の感動」に比べたら、買い替えの感動なんて、比べ物にもならないでしょう。
だから、「別に、今あるものでいいや」と思い、「買わない」という選択になります。
自分の生活に必要だと感じるものがなくなり、「買わなくていいや。今あるもので我慢しよう」と思う人が増えれば、当然、世の中にお金が回らなくなりますから、日本経済も段々と落ちていくでしょう。
個々に見れば、もちろん例外はあると思いますが、日本は、成長しきったんじゃないかと思います。現在、猛烈な発展を続けている国と比べると、日本は「揃いすぎてる」感じがしますからね。
こういう面から考えて、僕は、昨日、発表された民主党の新成長戦略の中に書いてある「需要からの成長」という方針が、本当に成長への起爆剤になるのか疑問です。
需要を辞書で引くと、「家計・企業などの経済主体が市場において購入しようとする欲求。購買力に裏づけられたものをいう」と書いてありますが、既に成熟していてバランスが取れている日本で、「買いたい!」と思わせるのって、すごく難しいと思うんですよね。
物質的な欲求(需要)については、もうだいぶ満たされているんですから。
「貯金する事によって得られる将来の安心」と比較した場合、新しい物・サービスを購入させるのは、すごく難しいことではないかと思います。
もちろん、海外に出て行けば、日本の商品やサービスを欲しいと思う人達はたくさんいると思いますが、これを国内メインで考えているのであれば、「成長への起爆剤」とまでは、ならないでしょう。
上に掲載したのは、インターネットの掲示板にあった選挙前・選挙後の比較ですが、現在、こんな状況になっている民主党なので、この成長戦略も、どこまでまともに考えていいのかも分かりません。
天皇陛下の政治利用をしてみたり、日米同盟を悪化させてみたり。
天下って、渡りに渡りに渡ってきた元大蔵官僚を郵政のトップにして、郵政を官営化してみたり。
全く望んでいなかったというか、期待していなかった事は次々とやってくれるのですが、肝心な期待したことの方は、ごらんの有様です(苦笑)。
ちなみに、民主党に選挙で負けた自民党は、「保守主義」と言われていますが、たかじんのそこまで言って委員会に、安倍晋三元首相などが出て、これについて説明していますので、興味があれば見てみて下さい。
色んな考えを持った人のコメントが聞けて、とても面白いです。
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」1
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」2
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」3
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」4
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」5
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」6
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」7
・ たかじんのそこまで言って委員会「保守再生を考える」8
自民党にしても、民主党にしても、選挙に大勝ちしたからと言って、望んでもない事を独断で進められていっても困るので、個人的には、自民党にもある程度の力を取り戻して、二大政党制みたいな感じになって欲しいところなんですが、どうなんでしょうね。
自民党だったら、あえて、大金を出してまで欲しいと思う物がなくなったこの日本を、どうやって成長させていくのか、自民党が考える成長戦略の方も、来年夏の参議院議員選挙までには、ぜひ、見せてもらいたいところです。
ちょっと政治の話にズレましたが、要するに、僕が言いたいのは、「日本が成長しないのは、ある意味、当然なんじゃないか」ということです。
「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の頃の日本人や、中国に代表される新興国の人々の「もっと物が欲しい!いい暮らしをしたい!」という欲求・モチベーションを考えると、僕らは、既に気持ちの面で負けているでしょう。
なぜなら、さっきも言ったように「既に、揃いすぎているから」です。
「新興国の人達に、気持ちの面で負けているのでは?」と感じた例として、友達の家の近くに、中国の人が引っ越してきたという話がありました。
友達の家の近くには、老夫婦が住んでいた一軒家があったのですが、そこの老夫婦の片方が亡くなったため、残った親を息子さんが引き取る事になり、その家が空き家となって売りに出されたそうです。
しばらく空き家だったその家に、中国の方が引っ越してきたらしいのですが、そこに住んでいる人の構成は、「老夫婦、息子、若い娘2人」となっていたそうです。
この老夫婦と息子については、説明するまでもなく、親子だと分かりますが、「じゃあ、この一緒に住んでいる若い娘2人は誰か?」と気になりますよね?
話を聞いてみると、「実は、あの一家は、この近くで中華料理店をやっていて、この若い娘2人は、そのお店の従業員で、血のつながりなどは全くない」というのです。
まさに、「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に出てきた掘北真希と同じなんですが、今の日本の女の子(いや、男の子でもいいんですが)、「この若い娘2人のように、住込みで働く事ができますか?」と聞いたら、いったい、どれくらいの人がYESと答えられるでしょうか?
おそらく、ほとんどいないのではないかと思います。
「住込みなんて嫌だから、寮を準備してもらえないだろうか?」
「こういうところでは、働きたくない。もっといい職はないだろうか?」
「実家に帰れば、生活には困らないから、ゆっくりと他の仕事を探すわ」
こういった返事が返ってくると予想されますが、昔は日本人も、この中国の若い娘2人のように、住込みでも働くというのが当たり前というか、我慢ができたんでしょうね。
そして、この環境から早く脱出したいと思い、猛烈に働くためのモチベーションも強かったはずですが、今の日本では、ここまでの気持ちを持って働く人は、ほとんど見かけないですよね。
この話を聞いて、僕は、「揃いすぎた豊な日本では、気持ちの面でも、新興国に負けている人が多いんだろうな」、と改めて実感したのです。
変な例えですが、
のかもしれませんね。
さっきの中国人一家が経営する中華料理店は、三丁目の夕日の鈴木オートで、そのお店で働く若い娘2人は、鈴木オートに集団就職でやってきて、住込みで働く掘北真希だと考えれば、こういった例えも納得してもらえるのではないかな、と思います。
新興国で働いている人達(昔の日本人のような感じ)や、戦後から働いてきた昔の人に比べれば、僕なんて、ひ弱すぎるのかもしれません(苦笑)。
こういう状況ですから、「やっぱり、今後の日本は、景気が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、次第に、経済的には落ちていくんじゃないかな?」と、個人的には予想しています。
それに日本は、世界最悪の少子高齢化ですからね(苦笑)。
もちろん、物質的に豊でない海外に、積極的にモノやサービスを売りに行く企業を後押しする(邪魔をしない)政策があれば、成長を続けることも可能かもしれませんが。
ただ、子供手当てや高速道路の無料化(税金化)など、民主党の政策を見てれば、おそらく、借金拡大→増税となっていくと感じているので、難しいんじゃないかとは思っています。
日本の法人税は約40%ですが、例えば、戦略的に税率を下げているシンガポールは法人税率:17%、香港は16.5%ですからね。
日本に登記している企業が10億円稼いだら、6億円しか利益が残りませんが、それが香港だと、8億3500万円も残るわけです。もし、これが100億円だったら、日本だと60億円、香港だと83.5億円です。
1年 : 23.5億円
2年 : 47億円
3年 : 70.5億円
4年 : 94億円
5年 : 117.5億円(日本企業が稼ぐ金額の約2年分)
同じ金額を稼いでも、5年間で100億円以上の差が出るのですから、こういった税率の低い企業と戦って稼ぐ日本企業は、本当に頑張ってると思います。
国内での競争であれば、同じ税率同士での闘いなわけですから、どちらにも不公平感はありませんが、世界での競争となると、日本企業には、「最初から、足に重石が付いている」ようなものですからね。
とても、「フェアな競争」とは言えない状況だと思います。
ですから、これ以上、法人税率を上げたりしたら、よく耳にするように、海外に移転する企業が増えたり、日本企業の競争力はドンドン落ちていき、結果、日本経済も衰えていくスピードが加速するんじゃないかと、僕も感じています(;^_^A。
…とまぁこんな感じで、個人的には、来年も、国全体としては成長しないと予想していますが、個人で見た場合には、そうではないと思っています。来年は、
落ちていく者と、上がっていく者の差が、もっと拡がる |
んじゃないかと思っています。
確かに、全体としては、年収が下がっていく可能性が高いんでしょうけど、全員が下がるわけではありませんからね。
成果を出して給料を上げる人もいれば、景気に引きずられて、給料が下がっていく人もいるでしょう。
そして、最初の方で書いたように、何らかの副収入を得た人がいる反対側で、ただただ、年収が減るのを見ていたという人は、来年も出てくると思います。
全体が伸びる中であれば、この両者には大した差はつかないかもしれませんが、「片方が大幅に収入を伸ばしている反対側で、もう片方は、逆に収入を減らしている」となれば、その差はかなり開いてしまいます。
景気が回復した後にさらに増える?「勝ち組・負け組」という日記を、今年の5月に書きましたが、先ほども言ったように、「景気が悪いからと言って、みんなが流されているわけではない」ことを忘れないようにしてください。
もしかしたら、来年はもっと景気が悪くなっているかもしれませんが、
を考え、仕事などの収入を伸ばすためのスキルを磨いたり、落ちているお金を拾うなど、何らかの副収入を得るようにして、不景気の中でも資産を増やすなど、景気の悪さに、ズルズルと流されないようにして下さいね。
不景気は、やるべき事をやった人と、
やらなかった人との差が、大きく開くとき |
と考えれば、「努力する人にとっては、逆にチャンスである」とも考えられます。
世の中は不景気です。
しかし、アナタは好景気です。 |
こうなるように、この年末年始の間に、来年の過ごし方をじっくりと考えて頂けたらと思います。僕も、来年はさらに飛躍できるよう、お正月休みの間に、じっくりと「自分の中の景気をさらに良くするプラン」を考えたいと思っています。
なんか、言いたい放題の今年最後の日記でしたが(笑)、
2009年も応援してくださって、真にありがとうございました。
また2010年も、金持ち兄さんへの道をどうぞよろしくお願い致します。
2010年がアナタにとって、「飛躍の一年」になりますように(*^^*)。
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今までに何度も紹介していますが、既に、何十万円もの現金を獲得している人がゴロゴロと出てきていますから、このキャンペーンを活用せずに年を越してしまうのは、あまりにももったいないと思います(;^_^A。
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