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現実は、アリとキリギリスの物語のようには、甘くはない


つい先日、現金を「10万円、20万円…」と着々と増やしている人たち!で紹介した「泉さん」からメールを頂きました。



メールを頂いた8月には20万円だった獲得金額が、現在は「60万円」まで増えているそうです。わずか3ヶ月程度で、40万円もお金が増えたことになります。




今冬の民間企業ボーナス 過去最低に 家計引き締め 商戦に冷や水 (by フジサンケイ ビジネスアイ)




2009年の民間企業の冬のボーナス予測は、37万円程度となっていますから、泉さんは、FX口座開設 現金プレゼントキャンペーンを利用して、民間の平均ボーナスよりも多い金額を稼いだことになります。



泉さんは、マネックス証券のお友達紹介制度では、家族利用がOKな上に、未成年口座も開設できますから、お子さんたちの分まで口座開設をしたそうです。


こういったキャンペーンは、家族利用で、数倍の現金が稼げますから、泉さんが60万円も稼いだのは、これを有効に活用された結果だと思います。




アナタは、同じキャンペーンで何十万円稼げましたか?




いつも言っているように、いつまで続くか分からない魅力的なキャンペーンなので、ぜひ、泉さんを目標に、アナタも頑張っていただけたらと思います。そして、ぜひ、ご家族やお友達にも教えてあげて下さいね。



現金・商品券(金券)・無料プレゼントキャンペーン活用術






さて、それでは今日の日記です。



僕は、この日記で書いているような経済やお金の話は、いつもはしないようにしています。なぜなら、「多くの人にとっては、興味がない話であり、つまらない話に思えるだけだ」と思うからです。




実際に、



「経済とかお金の話なんて、ほとんどの人は、興味もないし、聞きたくないって」



こうやって、友達に言われたこともありますし(苦笑)。




だから僕は、普段は適当に話を合わせていて、経済やお金の話は、相手が興味があると感じたときにしか、なるべくしないように心がけています。



ただ、金持ち兄さんの日記では、自分が読者に伝えたいことや、読者の役に立つと感じたことを自由に書きたいと思っています。ですから、日常の時のようには遠慮はしません。


僕が掲載した情報を活かす実行力のある人や、面白いと感じてくれた人に読んでもらえば、それで十分だと思っていますし、相手の顔色を伺いながら話をする必要はないと思っています。





まず、上に書いた考えを前提として、最近届いた下記のメールを読んで下さい。





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はじめまして。こんにちわ。私は宮川(仮名)と言います。現在、27歳です。

情報量・質ともに大変すばらしいサイトですね。
いつも興味深く、拝見させていただいています。


つまらない内容のメールなので、もし、お忙しいようなら後回しにしてください!

ただの、私のつぶやきなので…




普段、友人などとは、お金の話を真剣に話すことは、皆無等しく、私にとって、お金について真剣に考えさせられる時=お兄さんの日記を読んだ時。

といった感じなので、一度メールしてみたくなったのです。



私自身、社会人になってから紆余曲折あり、職を転々とした経験があって、「周りの友達や同世代に較べると、お金の大切さを認識しているほうかな」と自分では思っています。




私が、お兄さんの日記を読んで、いつも感じるのは、「周りの同世代のお金の使い方、お金に対する考え方と、お兄さんの日記の内容とのあいだに、あまりにもギャップがありすぎる」ことです。



みんな、趣味に旅行にショッピング、グルメ、ギャンブル、美容にと、本当に「今」を楽しんでいて…


「貯金が減る!!」と思うと、つい、旅行に行くのも躊躇してしまう私は、そんな友達を見ていると、何か逆に、焦ってしまうような感覚になるのです。




そして、自分がケチでお金のことしか考えていなくって、すごくつまらない人生を送っているんじゃないか…、年取ってから、お金が貯まっていても、何の思い出もなく、逆に後悔するんじゃないかと…


「将来のことは、あまり真剣に考えすぎず、みんなみたいに楽しく、生きたほうがいいんちゃうん!」と思うこともしばしば。




そして、金持ち兄さんの日記が更新される→それを読み不安に駆られる→もっと、貯金を増やさなくては→友達たちを目にする→上記へ


そして、また、日記が更新され…。私はホントに、ずっとこの流れを繰り返しているんです(笑)。




お兄さんほど、お金に苦労したことはないので、「お金=精神安定剤・保険だ!」と実感をともなっては言えないけど、やっぱり、私にとって「お金=可能性のようなも」のなのかもしれません。


いざという時に、ないと困るので!

「貯金は、今買いたい物を我慢して、将来ほしいものを買うこと」と誰かも言っていたし…。




以上、本当にただのつぶやきですね。
一読していただけたのなら、ありがとうございました。

応援しています。
これからも、頑張ってくださいね。

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周りの同世代のお金の使い方、お金に対する考え方と、お兄さんの日記の内容とのあいだに、あまりにもギャップがありすぎる


という事については、以前、付き合っていた彼女に言われたことがあります。



それも、何度か言われたことがあるので、僕が話すことは、よっぽど同世代の人が話す内容とは、ズレているんだと思います。

まぁ、20代の時から年金の話を真剣にしているんですから、当然と言えば、当然かもしれませんが(笑)。




一般的な同世代でする内容とはズレている僕の話を、「聞いていて、つまらない」という人もいれば、「私が普段接している周りの人とは、全く違う視点の話だから、ためになる」という人もいました。


僕のかなり身近にいた人でさえ、こうやって感じるのですから、宮川さんがメールに書いたように感じるのも、当然です(笑)。




メールの中では、「金持ち兄さんの日記が更新される→それを読み不安に駆られる→もっと、貯金を増やさなくては→友達たちを目にする」というサイクルに陥っていると書いてありましたが、もし、これが本当であれば、僕はとても嬉しく思います。


なぜなら、周りの人と同じ流れに身を任せてしまいそうになっている宮川さんを、僕の日記が止める役割になっていると感じるからです。




国の膨大な借金(月収40万円、借金返済14.5万円、借金残高5043万円)は、僕ら個人のケースに当てはめてみると、かなり絶望的な状況に陥っている事が分かると思います。


こんな状況にある人に対して、さらにお金を貸そうと思う人は、少ないでしょう。実際、個人向け国債(国の債券)に売残りが出てきており、相当に危ない状況です。





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長期金利上昇 国債「投売り」そう遠くない
2009/10/31 15:00



長期金利が上昇している。財政難にもかかわらず、鳩山政権が政策実行のために増発、国債投資を見送る投資家が増えている。個人向け国債も売れ残っている。


国債の「投げ売り」に火がつくのも、そんなに遠くないのかもしれない。




国債の発行残高は約600兆円に達し、すでに国内総生産(GDP)を超える規模に膨れ上がっている。国の負債比率は、米国でGDPの81.2%、G20平均で72.5%だ。日本はそれが217%にも達する


にもかかわらず、鳩山政権は国債をさらに発行しようというのだから、長期金利が高まるのは必然だし、国家デフォルトを懸念する声が高まるのも無理からぬところだ。





個人向け国債も売れ残る

長期金利の指標となる新発10年もの国債の金利は、2009年10月27日、2年半ぶりに年1.4%台に乗り、28日には、前日比0.015ポイント高い、1.42%まで上昇した。


財務省が27日に、国債の買い手となる機関投資家を集めて開いた意見交換会では、「財政再建への不信感が金利上昇の圧力となっている」と、金利上昇を心配する声が少なからずあった。



たとえば、個人向け国債の2009年の販売は、当初の予定額に達していない。


個人向け国債は年4回、1回6000億円をめどに発行しているが、これまでに3回の募集が終わり、予定された1兆8000億円のうち、7000億円程度が売れ残った

これに銀行や証券会社などが個人に販売している国債をあわせると、09年に4兆2000億円を集めるはずのものが、いまのところ計画より約2兆円減っている


個人投資家に保有してもらうつもりが思うようにならなかったわけだ。





金融機関が「売り」に転じると金利は急上昇する

鳩山首相はこれまでに、たびたび「これ以上国債を増やすと国家がもたない」と、発行抑制を口にしていた。

ところが政権をとると、マニフェストの実現のためには「やむを得ないことになる可能性がない、とは言えない」と発言し、国債増発を容認した。


景気悪化による法人税などの税収不足もあって、「発行やむなし」との空気が広がっている。これらが長期金利上昇の要因だ。




国際金融アナリストの枝川二郎氏は、「現状はデフレ経済で、低金利なので、誰もがなんとなく、金利が上がるとは考えていない。だから、急上昇していない。しかし、ある段階で、これがはじける。しかも、そのタイミングはそう遠くないのではないか」と指摘する。




世界的な景気悪化で、欧米でも国債の発行は増えているが、その中にあって日本の約45兆円(2010年度見通し)、総残高600兆円は異常なほど多い


「発行額が増えて買い手である投資家が不安になるのは、当然のこと。95%を日本人がもっているから大丈夫とか、郵貯がもっと買えばいいといった意見もあるが、ひとたび信用力を失ってしまうと落ちるのは早い。銀行や生保ももっていられなくなって、2%台に達することは十分にある」(枝川氏)という。




現状で長期金利が急上昇しないのは、機関投資家、なかでも、地方銀行や信用金庫の貸し出しが伸びないため、融資にまわらない資金を国債で運用していることもある。


ある市場関係者は、「国債市場は飽和状態にあって、新規の発行規模があまりにひどい(多額)と、何らかのタイミングで金融機関が買いを控える可能性がある。その意味で危うい状況にある」と警告する。


金融機関が「売り」に転じたとき、それを「合図」に長期金利は一気に上昇、国債の「投売り」がはじまるのもしれない。


(by Jcast ニュース)

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上に掲載した記事を読んでみると、「長期金利が急上昇する可能性を否定できない」と書いてあります。つまり、乱暴な言い方をすれば、



「こんなに低い金利じゃ、日本国(政府)になんて、お金は貸せないね



という状況が訪れる可能性があるということです。




さっきも書きましたが、日本の借金(月収40万円、借金返済14.5万円、借金残高5043万円)はこういう状態ですから、この状態で、さらに返済金利が上がると、一気に状況が急変する可能性があります。



長期金利が上がれば、日本は借金返済のために、もっとお金が必要になりますが、

しかし、少子高齢化(人口減)のために税収は減る、社会保障のために必要なお金は増えていく、だからといって、さらにお金を借りようとすると、高い金利でしかお金を借りられない(国債が売れない)

という状態に陥るのです。




この自転車操業がいつまでも続けられれば良いですが、続けられなくなった場合には…大増税か、社会保障・福祉の大幅カットか、もしくは、他国に国債を買い漁られて…後は、みなさんのご想像にお任せします(苦笑)。



日本がこういう状況にあるから、僕は、自分の身は、自分で守れるように、宮川さんを始めとして、読者の方には、しっかりと将来のことを考え、貯金や投資をしておいて欲しいのです。





ところで、



「今を楽しむ」



僕はこの言葉を聞くと、アリとキリギリスの物話を思い出します。これを現代に合わせてアレンジすると、下記のような感じでしょうか(笑)。













現在27歳で、独身の宮川さんを四季に例えるならば、おそらく、「夏」でしょう。


仕事にも慣れてきて、給料も上がってきていて、独身で自由がきくとなれば、キリギリスのように遊びたくて仕方がなくなる人が多いのも、無理はないと思います。




アリとキリギリス物語では、この夏の時期に、キリギリスは遊び・楽しみ、一方、アリさんの方は一生懸命に食べ物を運んでいました。

この時、「みんなが遊びたい夏なのに、楽しまないなんて、バカだなぁ」と、キリギリスはアリを馬鹿にしますが、









「残念ながら、本当に愚かなのは、アンタの方だ」




という結末になってしまった事は、多くの人がご存知だと思います(笑)。




しかし、みんながこの物語の結末を知っているのにも関わらず、現実の世界では、多くの人がキリギリスになってしまいます。



しかも、アリとキリギリスの物語では、冬になって反省をしたキリギリスを、アリが自分の家の中に入れてくれる、という結末もあったような気がしますが、残念ながら、




現実は、この物語のようには甘くはありません。




一度「落ちてしまう」と、そこから上ってくるのはとても難しくなります。


住むところがなくなって、ホームレスになってしまう人もいれば、経済苦を理由に、命を絶ってしまう人もいます。




例えば、経済的に苦しい状況に陥っている人や、失業して困っている人を目にした時、「これまで働いてきた分は、何に使ってしまったの?」「なんで、貯金してこなかったの?」、こうやって感じる人は多いでしょう。



こういう状況に陥った場合、世間の目はとても厳しいですから、事故的な理由など、余程の理由がない限り、手を差し伸べてくれる人はいません。

ほとんどの場合、「貯金をしてこなかったアナタが悪い。自己責任だ」の一言で、片付けられてしまいます。



今の世の中で、見ず知らずの人にお金を貸してくれたり、自分の家に招き入れてご飯を食べさせてくれるなんて人は、まずいないことは、多くの人がご存知だと思います。





この現実を考えれば、誰だって、「自分は、キリギリスのようにはなりたくない」と思うでしょう。しかし、人間は目の前の欲に弱いので、キリギリスの生活を選んでしまいます


その結果、不況などを理由に失業した時や、親の経済的な援助が受けられなくなった時、子供の学費が急にアップした時などに、急に生活が苦しくなり、キリギリスのように「夏」の間に遊んでいた事を後悔するのです。





ちなみに、今までさんざん、「キリギリスになると、大変だよ」という話をしてきましたが、今の世の中には、この物語にはない例外があります。



それは、「キリギリスの親が金持ちである」という例外と、「キリギリスの結婚相手が高額所得者、もしくは、金持ちである」、「実は、金持ちの恋人がいて、その人が楽しみのお金を出している(本人は貯金している)」という例外です。




ですから、もし、宮川さんの周りの「趣味に旅行にショッピング、グルメ、ギャンブル、美容にと、今を楽しんでいる友達」が、この例外に当てはまるのであれば、今をどれだけ楽しんでも良いと思います。


親からの資金援助や、結婚相手・恋人からの資金援助があれば、それはその人のお金ではなく、他の人のお金ですから、本人はしっかりと貯金している可能性もあります。

実際、僕はこういう人を、今までに何人か見たことがありますから(苦笑)。




また、周りの人の収入・支出状況などが分からないままで、他人とライフスタイルを比較することは、とても危険だと思います。


年収500万円と年収300万円の人がいて、年収300万円の人が、年収500万円の人と同じようにお金を使えば、次第に生活が苦しくなっていくことは、明らかですからね(;^_^A。





あと、


自分がケチでお金のことしか考えていなくって、すごくつまらない人生を送っているんじゃないか…、年取ってから、お金が貯まっていても、何の思い出もなく、逆に後悔するんじゃないか


と思っていることについてですが、大切なのはバランス・メリハリだと思うので、ここまで思い込むほど、我慢しなくても良いのではないかと思います。宮川さんの家計状況が分からないので、絶対に、とは言えませんが(;^_^A。



例えば、1年に1回、2回くらいなら、旅行に行っても大丈夫だと思いますし、ショッピングやグルメに関しても、お金を使いすぎなければ、たまには楽しんでも良いと思います。




ちなみに、僕の場合は、「大きな出費を避けることで、その分、小さな出費の楽しみを何度も味わう」という考え方をしていて、誰かと食事をしたりなど、結構、自分なりに「今」を楽しんでいる方だと思います。




このことについては、1日24時間「何かを手に入れると、別の何かを失う?」の中でも説明しましたが、大きなお金さえ動かさなければ、ちょっとした普段の楽しみくらい、いくら楽しんだって大丈夫だと思うんです。



例えば、200万円のクルマの購入を諦めれば、1回5,000円のグルメなんて、400回も楽しめちゃいますし、3500万円の新築住宅の購入を諦めれば、1回3万円の旅行が1166回も楽しめます。



平均年収が下がる中で、「アレもコレもしたい・欲しい」と考えると無理が出てくるだけで、ちゃんと、何を手に入れて、何を諦めるのかを意識しておけば、必要以上に我慢しなくても大丈夫だと思います。






それに、冒頭で紹介した泉さんのように、FX口座開設 現金プレゼントキャンペーンを利用して60万円も稼げば、ちょっとくらい趣味や遊びに使ったって、まだたくさんのお金が残ります。


それに加えて、下記のような生活費を節約できる方法を実行すれば、生活費を抑えることができますから、それを楽しみにあてても良いと思います。




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繰り返しになりますが、大切なのは「バランス(メリハリ)を考えた、お金の使い方」です。何を手に入れて、何を諦めるのかをハッキリさせて、今も楽しんでいくと良いんじゃないかと思います(*^^*)。





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