1日24時間「何かを手に入れると、その裏で、別の何かを失う？」

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1日24時間「何かを手に入れると、別の何かを失う？」

前回の日記とも関連のある話ですが、「１日２４時間しかないことを本当に理解している人は、意外と少ないのではないか？」と感じることがあります。

人は誰しも、「この世に生まれてから、１日２４時間をどう使うか？」の積み重ねによって、その人の人生が決まっていきます。

今日は、３連休の最終日ですが、人それぞれ、色々な２４時間を過ごしていると思います。

僕のように、仕事をしている人もいれば、旅行など、家族や友人、恋人との時間を楽しんでいる人もいるでしょうし、また、ずっとテレビを見ていたり、寝ていたりしている人もいるでしょう。

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３連休は、「２４時間×３日＝７２時間」と計算することができますが、実際には、金曜日の夜から自由時間になることを考えれば、もっと長い時間を連休として過ごしている人がいるかもしれません。

この７２時間の過ごし方については、当然、「正解」はありません。どういった時間を過ごそうが、人に迷惑をかけない限り、それは個人の自由ですから、他人がとやかく言うことではないと思います。

…ただ、正解・不正解、良い・悪いはないにしても、その時にどういう過ごし方をしたかによって、その後の自分の生活に、大きな影響が出てきます。

つまり、「自分がした選択によって、当然の結果が後から出てくる」ということです。

僕のように、人が休んでいる時に仕事をしていれば、当然、もっと仕事ができるようになって、収入が伸びる可能性は高いでしょう。

また、家族や友達、恋人との楽しい時間を過ごしていれば、当然、それぞれの関係がより親密になる可能性が高いでしょう。

そして、１日中、家でゴロゴロしながら、なんとなくテレビを見ていれば、当然、何も得られず、「ただ７２時間を失ってしまっただけ」という結果になる可能性が高いでしょう。

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今、３連休の過ごし方として、４つの例を挙げてみましたが、先ほども言ったように、どれが「正解」とか、「正しい」という事は決められません。ここに上げられているのは、「ただの選択」でしかないのですから。

先ほど、「選択」と書きましたが、これはつまり、「どれかを選ばなくてはならない」ということであり、また、逆を言えば、「両方を選択することはできない」という事でもあります。

連休中に仕事をしながら、家族や友人、恋人と旅行に行くことはできませんし、また、家でゴロゴロとテレビを見ながら、会社で仕事をするというのも不可能な話です。

もちろん、１日目の休みは仕事をして、後の２日目・３日目は、家族との旅行をするといった事はできますが、この場合も、逆を言えば、「１日目に旅行に行くことはできず、また、２日目・３日目に仕事をすることはできない」ということになりますよね？

つまり、連休の例にしてもそうですが、人は多くの場合において、

何かを手に入れる代わりに、別の何かを失っている
(何かを失う代わりに、別の何かを手に入れている)

のです。

僕はこれを理解して、何らかの「あらかじめ設けられている制限・上限」を意識するようになってからは、時間の使い方やお金の使い方が変わりました。

例えば、お金の話であれば、何かを購入するにしても、旅行等に行くにしても、最初に「これまでしか使えない」という予算が決まっています。この例では、この予算が「上限・制限」となります。

つい先日、現金・金券・無料プレゼントキャンペーン活用術に、青春18きっぷで、JR電車が1日2,300円で乗り放題と、ぷらっとこだまで、新幹線代を20％以上割引という２つの記事を追加しました。

青春１８きっぷや、ぷらっとこだまについては、「普通に、誰でも知っている話だ」と思っていたのですが、周りの人に聞いてみると、意外に知っている人が少なかったので、「これは、知らない人の損になる！」と思い、この２つを紹介することにしました。

青春18きっぷとぷらっとこだまの紹介ページの最後の方に、「交通費が節約できた分、旅行そのものを楽しむために使えるお金が増える」という内容を書いていますが、これがまさに、

何かを手に入れる代わりに、別の何かを失っている
(何かを失う代わりに、別の何かを手に入れている)

の例の一つです。

新幹線(のぞみ号)を利用して、名古屋→新大阪まで行く人は、お金を失う代わりに、時間を手に入れていますし、青春１８きっぷや、ぷらっとこだまを利用する人は、「時間を失う代わりに、お金を手に入れること」ができています。

最初の３連休の過ごし方の話と同様に、この交通手段の話でも、「正解」はありません。それぞれの考え方や、一番に重視することによって、どれを「選択」するか決めれば良いだけです。

例えば、親族や友人の誰かに不幸があった時など、緊急を要する時には、新幹線(のぞみ号)を使い、それ以外、例えば、ただの遊びの時には、青春１８きっぷや、ぷらっとこだまを利用するなど、それぞれの状況や目的によって、うまく使い分ければ良いと思います。

しかし、旅行の予算が「２人で５万円」と上限が決まっている場合には、新幹線(のぞみ号)と、青春１８きっぷやぷらっとこだまのどれを選択するかによって、その後の「結果」に大きな影響が出てきます。

予算(上限・制限)が決まっている以上、速くて快適な新幹線(のぞみ号)を利用しながら、旅行そのものを楽しむために「４．５万円」を使うことはできません。

つまり、新幹線(のぞみ号)を使った場合には、

快適さと時間を手に入れる代わりに、
「旅行そのものに使えるお金」を失っているのです。

また、この考え方は、マンションや一戸建て住宅て、自動車などの高額商品を購入する場合にも役に立ちます。

例えば、僕はついこの前、補助金やエコカー減税で安く購入できる新型プリウスに、今の車(トヨタアリストＶ300 ベルテックスエディション)を売却して、乗り換えようと検討したことがありました。

下記の画像を見ていただければ分かるように、わざわざ数店舗のディーラーに行って、試乗もしたくらいなので、かなり本気でした(笑)。

しかし、Gonnetの乗換シュミレーションで、今のアリストから、プリウスの標準グレードである「Ｓ」に乗り換えた場合の損得、１年間・３年間・５年間をを計算をしてみると下記の通りとなりました。

この計算を見ると、ガソリン代などの維持費で、新型プリウスの車両購入金額を取り戻すのは、相当に難しいことが分かります。

【1年間】新型プリウス「S」と、アリスト V300 ベルテックスエディションの費用比較[年間5000km走行した場合]

【３年間】新型プリウス「S」と、アリスト V300 ベルテックスエディションの費用比較[年間5000km走行した場合]

【５年間】新型プリウス「S」と、アリスト V300 ベルテックスエディションの費用比較[年間5000km走行した場合]

もちろん、今乗っている車を下取りに出したりして、新型プリウスの購入にかかる費用を抑えることはできますが、それでも、車両本体価格＋オプション等の費用を考えたら、経済的には「エコ」ではありません(笑)。

故障などのトラブルを考えずに計算してみると、下の乗換シュミレーションを見ていただければ分かるように、新型プリウスに買い換えた後、２０万キロ乗って、やっと購入価格分を取り戻せることになります。

新型プリウス「S」と、アリスト V300 ベルテックスエディションの費用比較[200000km走行した場合]

プリウスの「１リッター：３８ｋｍ」という燃費や、エコカー減税＆補助金のメリットに注目すると、ついつい、「ハイブリッドカーに乗った方が、経済的にもエコなんじゃないか？」と思ってしまいそうになりますが、実はそうではないことが乗換シュミレーションを利用すると、ハッキリと分かります。

また、それと同時に、約２００万円を新型プリウスの費用に充てるという事は、「別の何かに使えるはずだったその２００万円が無くなってしまう」という事になりますから、つまり、

新型のプリウスを手に入れる代わりに、
その約200万円で実現できるはずだった、
別の何かを手に入れる機会を失ってしまう

ということになります。

こういう考え方をし始めると、家やマンション、自動車などの高額商品を買うときに、より慎重に検討するようになります。

例えば、４０００万円の一戸建て住宅や、新築マンションを買うということは、そのお金を使って実現できるはずであった、別の何かができなくなる可能性が高いと思えば、僕が新型プリウスを買わなかったように、買うことを止める人もいるでしょう。

何千万、何百万というお金があれば、東京ディズニーランドに行ったり、海外旅行に行く等といった、思い出に残る楽しみを何度も味わえます。

こういった「楽しみ」については、確かに、モノとしては残りませんが、モノとは比較できない「想い出」として、ずっと家族等に残り続けます。

また、こういった「想い出」については、古くなればなるほど、良い想い出となるでしょうから、ある意味、モノよりもずっと価値があると思います。

通常、モノは、年数が経てば経つほど、老朽化して価値が落ちていくだけですからね。

あなたの「人生の貯金箱」には、あといくら残っていますか？や年収が下がる中「何を手に入れて、何を諦めるか？」を見ると分かりますが、お金については、既にある程度の「上限」が決まっていることを忘れないで欲しいと思います。

また、時間についても同じで、誰しも、１日２４時間しかないのですから、その時、その時、どういった過ごし方をするのか、よく考えてから、「選択」をして欲しいと思います。

例えば、この３連休の間に、【現金31万7,450円】FX口座開設現金プレゼントキャンペーン [攻略法]をやった人もいれば、遊びなどに夢中で、やらなかった人もいるでしょう。

どちらの選択も、正解・不正解はありませんが、当然の結果として起こることは、

やった人は、数十万円の現金を増やし、そして、
やらなかった人は、レジャー等で現金が減ってしまった

ということです。

前者は、約３０万円ものお金を稼ぎ、そして後者は、約数万円を消費してしまったのですから、その差は、約３０万円～４０万円にもなります。

家族全員でやっている場合には、もっと大きな金額の差が生まれているでしょう。

何かを手に入れる代わりに、別の何かを失っている
(何かを失う代わりに、別の何かを手に入れている)

お金や時間に十分な余裕があり、いくらでもこういった「資源」を使うことができる特別な人は別ですが、僕と同じように普通の人は、時間やお金を有効に使うために、上に書いたことを常に意識して欲しいと思います。

これを意識することで、自分にとって「本当に大切なこと」に時間を使い、「本当に大切な物」にお金を使えるようになると思います。

また、住宅などの高額商品の購入を検討している人は、住宅ローンの返済に執着すると、家計が破綻する？で紹介した例もあることを踏まえた上で、購入するかどうかを考えて欲しいと思います。

家族との幸せを実現するために買った住宅が、逆に、家族を不幸にするモノになってしまったというのでは、あまりにも切なすぎますからね。。