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年収が下がる中「何を手に入れて、何を諦めるか?」


サラリーマンの給与が9年連続ダウンしている事を前提にして、一部のお金持ちを除く、一般的な家庭の将来を考えると、一つ気付くことがあります。




家・車・子供の教育費・親の介護費用
これら全ての資金を準備するのは、かなり難しい




ということです。そして、これと同時に




何かを手に入れる(優先させる)代わりに、
何かをあきらめた(優先順位を下げた)方が良い




とも思いました。




思い返せば、僕の家は運が良かったと思います。


僕の両親は、いわゆる団塊の世代で、日本の経済成長の恩恵を受けてきました。

昔は、毎年、給料やボーナスが増えていった」という羨ましい話を母から聞くことがありますが、今の日本の状況を考えれば、とても信じられないことです。




子供の教育費(学費)はいくら必要なのか?で掲載した学費一覧を見て頂ければ分かるように、子供1人を大学まで卒業させようと思うと、莫大なお金が必要になります。

※希望がありましたので、私立幼稚園に通ったバージョンの学費も加えました。




昔から日記を読んで下さっている方はご存知だと思いますが、僕は大学を卒業しています。

途中、父の借金により、奨学金だけではとても足りなくなり、大学生活の後半は、授業料などを自分で準備することになりましたが、それでも、大学まで卒業できたのは、とても運が良かったと感じています。




…しかし、僕が今の時代に、同じ両親の元に生まれていたとしたら、大学進学はできなかったのではないかと感じます。

僕が大学に進学し、卒業できたのは、「バブル経済の恩恵を受けてきた世代に生まれた、という前提があってのこと」だと思うからです。




バブル崩壊までの日本は、能力や努力は抜きにして、会社に所属して働いているだけで給料がドンドン上がっていきましたが、当時は、これが「常識」でしたよね。

しかし今では、毎年給料がドンドン上がっていくなんてことは、公務員や一部の大企業を除いては、「非常識」です。



能力がある人や努力する人、成果を上げる人には、それに応じた給与が支払われますし、大幅な昇給やボーナスもありますが、そうでない人は、よくて、わずかな昇給がある程度で、会社の業績によっては、減給やボーナスカットもありえます。

そしてさらに、会社の倒産やリストラによって、職を失うことさえあるのですから。




こんな世の中に、僕が同じ両親の元に生まれていたとしたら、正直、かなり「悲惨なこと」になっていたと思います。

僕の両親は、お金の管理が上手くないですし、貧乏で貯金(資産)ができない人のパターンにも当てはまっていました。ですから、大学進学どころの話ではなく、高校卒業さえ危うかったかもしれないと、本気で思います。




ですから、僕が大学を卒業できた理由には、「団塊の世代の元に生まれ、バブル経済の恩恵(勝手に給料が上がっていった等)を受けてきたから」という事が大きく影響していると思います。

おそらく、バブル経済という時代背景がなければ、僕の大学進学、そして、卒業はなかったでしょう。




…しかし、僕らのように、これから結婚して、子供を育てていく世代や、既に結婚していて子供がいる世代については、僕らの親が受けられた「バブル経済の恩恵」は、全く期待することができません。


つまり、しっかりと計画を立てて、お金の管理をしないと、子供を大学まで卒業させるなんてことは、できない可能性が高いということです。




また、下記のような状況が発生していることを考えれば、高校を卒業させることさえも難しいかもしれません。




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授業料滞納2万4500人 私立高校、全生徒の3%


 不況の影響などから、授業料を滞納している私立高校の生徒は、昨年12月末時点で2万4490人に上ることが10日、日本私立中学高等学校連合会が初めて実施した調査で分かった。塩谷立文部科学相が閣議後会見で明らかにした。



 昨年3月時点の状況も同時に調べたところ、滞納者は7827人で、3倍以上に増え、滞納者の割合も0・9%から2・7%に上昇した。

 文部科学省は「かなり増えているという印象で深刻に受け止めている。授業料減免の制度もあるので、活用してほしい」としている。



 調査は文科省の依頼を受け、1321校を対象に実施。うち、1218校(生徒計91万3830人)から回答を得た。

 ブロック別に分析した結果によると、滞納者が最も多かったのは九州(回答158校)の6551人で、全生徒に占める割合は5・7%だった。次いで北海道・東北(同139校)の4024人、4・5%が続いた。

(47 news)

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授業料を滞納することになった家庭の多くは、「毎月の稼いだ分から、子供の学費を支払う」という方法を採っていたのだと思います。ですから、給与が減額されるなどのハプニングが起こると、とたんに、学費が支払えなくなったのでしょう。



しかし、「高校入学時に、既に、3年間の学費が準備できている家庭」であれば、余程の悪い出来事が起こらない限りは、外部環境に左右されず、子供の学費を滞納せずに払い続け、卒業させることはできるでしょう。



もし、この滞納している生徒の中で、授業料が払えずに退学しなければならない生徒が出てくれば、その生徒の人生は、大きく悪い方へ変わってしまうかもしれません。

これを考えれば、子供の高校までの学費というのは、最優先で準備しておいた方が良いと、個人的には思います。





しかし、今の世の中は、子供の学費以外にも、お金のかかるものがたくさんあるのも事実です。



住宅(家)が負債であるのは間違いない(家)
「アナタの資産を巧妙に奪っていくもの」とは?(車)
「親から子への貧乏スパイラル」を防ぐためには?(介護費用)



上に並べた、住宅(家)、自動車(車)、介護費用は、人生において、もっとも大きなお金がかかるといってよい物だと思いますが、それ以外にも、海外旅行など、「お金はかかるけど、一見、みんなやってて(買ってて)、当たり前に見える物・事」はたくさんありますよね?




しかし、それは親の世代までは当たり前(=常識)だったことであり、平均給与が下がり続け、格差社会になりつつある今の世の中で、これから何十年と生活していく僕らにとっては、当たり前ではない、つまり、非常識なことだと考えておいた方が良いと思います。


全部を手に入れようと思わず、何を優先させ、何を諦める(何の優先順位を落とす)のかをちゃんと考えないと、先ほど掲載した子供の学費の滞納者のように、本来、最も優先させなければいけないものを失ってしまう(困ってしまう)可能性があります。





もう一度、繰り返して言いますが、バブル経済という時代背景がなければ、僕の大学進学、そして、卒業はありませんでした。しかし、もう今後は、バブル経済の恩恵を受けられる可能性はない、と思っておいた方が良いでしょう。




以前、子供への教育格差が、この先、加速する?という日記を書きましたが、



親のお金の管理や計画性が、
子供の将来にとって、かなり重要になってきます




既に子供がいて、これから高校や大学への進学を考えている方や、まだ結婚してはないが、いずれは結婚して子供を持ちたいと思っている方は、できるだけ早いうちから、しっかりと教育費の資金計画を立てておくことをお勧めします。





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