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金持ち兄さんの日記 > 2009年2月の日記 > 子供の教育費(学費)はいくら必要なのか?
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など今月末で終了予定のキャンペーンも多く、今月を逃すと、もう
なんて、常識外れなキャンペーンは、もう無くなってしまうかもしれません。
何度か延長されてきたキャンペーンもありますが、最近の急激な実体経済の悪化や、連発している企業の赤字決算や業績下方修正を考えると、「今度は、本当に終了させてしまうのでは?」という不安を感じずにはいられません。
本人はもちろんのこと、ご家族やお友達などでまだ無料口座開設をして、現金をゲットしていない方がいれば、ぜひ、早めに申込みをするようにお勧めします。
さて、それでは今日の日記です。
僕の友人や知り合いの中には、数は多くありませんが、30代で「セミリタイア(引退)生活」をしている人がいます。
彼らは、株式投資などで十分な資産を築き、株主配当などの働かなくても入ってくる収入「不労所得」で、会社に所属することなく、自由な生活をしています。
ほぼ毎日、終電帰りをしている僕は、そんな彼らを見て「羨ましいなぁ」と思うのですが(笑)、ただ、「いくつかの条件」をくっつけて考えると、現在、セミリタイアをしている人のほぼ全員が「完全な引退生活に入れているとは、とても言い難い状況である」ことに気付いたのです。
この「いくつかの条件」とは、何かと言うと、
・ 結婚していて、子供がいる。
・ 奥さんが働いていない(専業主婦)である。
・ 親の援助を一切受けていない。
の3点です。
ある程度の資産ができてくると分かりますが、「自分だけが引退生活をすること」は、そう難しくはありません。
支払が済んだ自宅があって、株主配当など毎年入ってくる不労所得がある人であれば、贅沢をせず、つつましく暮らしていれば、明日からでもすぐに引退できる人は、おそらく、結構いるのではないかと思います。
…しかし、結婚して家庭を持ち、子供を育てていこうと考えると、多分、引退できる人の数は激減してしまうのではないかと思います。
「子育てにかかる費用だけで、家が一軒建つ」と言われるくらいですし、自分だけの収入しかないのに、出ていくお金は、家族の人数に比例して倍々で増えていきますから、当然と言えば、当然の話です。
しかも、子供の年齢に比例して出ていくお金は増えていき、多くの家庭では、子供2人がそろって大学に行き始める頃には、毎月の家計は、大幅な赤字に陥っているはずです。
こういった事情を考えると、結婚しなかったり、結婚しても子供を作らなかったり、作る子供の数を考えたりする人が増えていることについて、ある意味、当然と言えなくもありません。
気持ちの部分は別にして、「子育てにかかるお金は、莫大な金額である」という現実からは、逃れられませんからね。
子供を持った時点で、「将来の子供の教育費に対する覚悟をしなければならない」と考えると、悩むと言うか、尻込みしてしまう人は多いと思います。
しかも、「子育てにかかる費用だけで、家が一軒建つ」では、具体的な数字が分からないだけに、余計に恐くありませんか?
実は、僕もその一人なのです(笑)。
人生に必要なお金はいくら?[結婚・子育て・老後]の中で、子供の教育費について見てみたことはありますが、小学〜大学までにかかる具体的な金額までは計算していなかったので、今日の日記で、人生の3大資金(教育費)を元に、色々なパターンを計算してみたいと思います。
まずは、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の年間学費と、留年せずにストレートで卒業した場合にかかる教育費(学費)の一覧表です。
「公立の学校に比べて、私立は2倍の教育費(学費)がかかる」
なんて言われますが、こうやって具体的に数字を出してみると、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の全てにおいて、概ね、この話は当っていることが分かりますね。
また、大学においては、自宅から通うか、県外などでアパートなどを借りて自宅外から通うかで、1年間で75万円(4年間:300万円)ほど、教育費に差が出てくることが分かります。
これを考えると、給与平均の低い地方から出てきて、東京などの物価が高い都会の大学に通う学生の親は、相当に大変でしょうね(;^_^A。
次に、上に掲載した幼稚園・小学校・中学校・高校・大学を卒業するまでにかかる学費を参考にしながら、公立・私立、色々な進学パターン別に、卒業前にかかる学費を計算してみました。
大学・大学院(修士課程)・大学院(博士課程)を卒業するまでの学費を掲載してみましたが、表の上と下は、「上:自宅通い/下:下宿等(自宅外)」という違いです。
「私立幼稚園の場合&幼→高までが私立で、大学が国立の場合」
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※国公立大学の医学系の学部は、国公立大学の他学部の教育費と著しく違うという事はありませんが、私立大学の医学部の場合は、必要な教育費が別格です。
「医者の子供は、医者になる場合が多い」と言いますが、なぜそうなのか、経済力の面からも予想できますよね。「子供が医者になるためには、親の経済力がかなり影響する」と思って、間違いないと思います(苦笑)。
以上のような結果になりましたが、
だけだと考えると、「子育てにかかる費用だけで、家が一軒建つ」という話も納得ですよね。食費や娯楽費、子供に持たせる携帯電話代、自動車の免許取得費用など、ここに掲載した以外に子供にかかるお金は、かなりの数に上ります。
それに加えて、ここに書いているのは「子供1人あたりの教育費」ですから、子供を2人大学まで卒業させるとか、3人を大学まで卒業させるとか考え始めると、気が遠くなるほどのお金が必要であることが分かります(苦笑)。
さらに、「サラリーマンの給与が9年連続ダウン」している状況や、現在、日本が不況入りしそうな状況である事を考えたら、余程ちゃんと計画していないと、親の資金のみで、子供を大学まで卒業させることはかなり難しいでしょう。
もちろん、親の借金に苦しむ高校生に送る、お金のアドバイスに掲載した「奨学金を万が一の保険として利用する裏技」などを利用すれば、無事、大学を卒業させられる可能性はかなり高くなりますが、この方法には、リスクが伴うようになりました。
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奨学金延滞者は通報 学生支援機構、信用情報機関に
日本学生支援機構は5日、奨学金の返済を3カ月以上延滞した人について、個人情報を信用情報機関である全国銀行個人信用情報センターに提供することを決めた。
提供された人は各種ローンやクレジットカードなどの利用を断られる可能性がある。2010年4月から実施する。
奨学金事業で3カ月以上返済が滞っている不良債権額は07年度末時点で2252億円。財務省などは「回収努力が不十分」として、同機構や所管する文部科学省に改善を求めている。
同機構は信用情報機関に通報することで、延滞の増加に歯止めを掛けたい考え。原則として来年以降、貸与を受ける人が対象となる。
提供する情報は氏名や住所、勤務先、延滞額など。
個人情報を提供することになるため、借り手からはあらかじめ同意書を取り付ける。同意書を提出しない場合は奨学金を貸与しない。年間の通報件数は5万件程度になる見通し。
by 日経ネット
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これはつまり、「2010年4月以降に、奨学金の返済が滞った場合、クレジットカードの引落やキャッシング(消費者金融)、ローンの返済が滞ったのと、同じ扱いになり、個人の信用がかなり傷付く」ことを意味しています。
2008年12月にこの発表がある前は、奨学金の返済に関して、このようにキャッシングの支払遅延と同じ扱いになるような、大きなリスクが発生することはなかったのですが、決まってしまったことは、どうしようもありません…。
もし、まだ子供が大きくないのに、既に、家計のやりくりが厳しい状況である場合、今のうちに家計の見直しをしておかないと、子供が高校〜大学に通い始める頃には、かなり厳しい生活になる事が予想されます。
以前、人生を決める重要なこと「早かったか、遅かったか」という日記を書きましたが、子供を大学まで卒業させたいと考えている方は、まだ子供が小さいうちから、将来の教育資金の準備し始めることをお勧めします。
本業の仕事を頑張ることはもちろんですが、タダで現金を稼ぐ!証券会社の紹介制度 錬金術!やタダで現金を稼ぐ!証券会社の紹介制度 錬金術!などを利用して、本業以外の「副収入」を積み重ねることを大切にして下さいね。
また、高金利な定期預金+節約で、貯金スピードUP!でも書いたように、プロバイダー料金の節約など、年間に数万単位で節約ができることは、面倒くさがらずに、すぐやることをお勧めします。
平均給与が下がり続けている世の中において、5年後、10年後、15年後に、子供が学びたい大学に通い、無事、卒業できるかについては、親の心構えや、早い段階からの資金計画が大きく影響すると思います。
まだ結婚していない人も、結婚して子供ができた時のために、今日の内容を記憶に留めておいて頂けると嬉しいです。
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