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金持ち兄さんの日記 > 2007年7月の日記 > タイ旅行で感じた、日本やお金のこと
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僕は海外旅行に行ったことがなかったので、この前、タイ旅行に行ったことで、初めて、日本と他国を比べてみる機会に恵まれました。
前回の日記では、タイ旅行の観光レポートでしたが、今日は、タイ旅行中に感じた日本のことやタイのこと、経済のこと、お金のことについて書きたいと思います。
今日の日記は、書くのに6時間もかかりました。おかげで終電ギリギリです(泣)。
かなり長いですから、覚悟してください(笑)。
- 1.海外旅行にお得に行くなら、アジア圏がいい。
前回の日記でも書きましたが、お得に海外旅行に行くのなら、やっぱり、物価の安いアジア圏が良いですね。
タイは日本に比べて、国産の商品・サービスの値段が4分の1〜3分の1くらいなので、あまりお金をかけずとも、満足のいく旅行が満喫できます。
ただ、公共サービスや、それに近いサービスについては、日本ほど整っていない場合が多いので、この点が気になる方は、発展した国に旅行に行くほうが快適に過ごせるかもしれません。
旅行中、タイと日本を比べたとき、公共サービス(または、それに近いサービス)で一番違いを感じたのが「トイレ」でした。
日本の場合、あらゆる場所にトイレがあり、そして、都市部や地方の繁華街では、ウォシュレット付のトイレが無料で利用できます。
タイに行く前は、この事がどれほど凄いことなのか気付きませんでしたが、タイにあるトイレのほとんどが「ウォシュレット無・トイレットペーパー有料」となっているのを見て、「日本のトイレって良いなぁ」と感じました。
海外に行くと、「トイレなんて、どこの国もそんなに変わらない」という間違った常識を覆されます日本なんて、当たり前のように、一般家庭にウォシュレット付のトイレがありますからね。
2.付帯保険が充実したクレジットカードを何枚か作っておいた方がいい。
日本にいる時には、海外旅行付帯保険のメリットについて実感することがなかったのですが、いざ、海外旅行に行くとなると、
「旅行中、病気になるんじゃないか?ケガや事故に遭わないだろうか?」
と急に不安になりました。
日本では、健康保険制度があり医療費が3割負担で済みます。つまり、病院は半分公共サービスに近い状態です。
しかし、海外の場合はそうとは限らず、例えば、タイについて言うなら、病院が株式上場していて、完全にビジネスとして確立しています。
つまり、「お金があれば良い治療が受けられ、なければ、悲惨なことになる可能性が高い」ということです。しかも、タイでは日本のように、救急車がいつでもどこでも駆けつけてくれることはありません。
こんな状態なので、病気やケガをすれば、移動費・病院代など、かなり高額なお金が必要なのですが、傷害・疾病治療費用が充実したクレジットカードを持っていれば、治療や病院にかかったお金を保険金として払ってもらうことができます。
僕は、「オリコカードUpty」を持っていったのですが、正直、これだけでは不安になりました。海外旅行中の高額医療費を知ると、傷害・疾病治療200万円では心もとないですからね。
・ オリコカードUpty
・ 新生VISAカード
・ 楽天カード
海外旅行保険の活用テクニックを利用して、この3枚を持っておけば、傷害・疾病治療補償が600万円になり、とりあえず安心です。
これから海外旅行に行く予定がある方、そして、同行する家族や友達などは、ぜひ、作っておいた方が良いクレジットカードだと思います。海外旅行中の高額医療費は、本当にハンパな金額じゃないですからね(;^_^A。
3.タイは、経済的なバランスがまだとれていない。
タイの首都バンコクでは、高層ビルが立ち並ぶ一方で、トタンで作られた集落のような家が立ち並ぶ場所もあることに、ビックリします。
「ホテルの右側を見ると高層ビル、中央を見ると集落」という光景は、日本の首都 東京で考えれば、信じられないことだと感じました。
多分、これから、タイの発展に比例して、僕が見たような集落がなくなり、街のバランスが取れていくんでしょうね。
ここまで読んで、「日本は、バランスが取れていて良いんだな」と思ったかもしれませんが、僕は「良い」とは言っていません。
日本は色んな面でバランスとれていて、一言で言えば、「とても整っている」という感じです。対してタイは、まだバランスが取れておらず、「まだ整っていない」と感じました。
ただ、「整っている」ということは、もう完成状態に近いことであり、「発展」という面から考えると、大きな期待は持てません。
対して、「まだ整っていない」ということは、まだ未完成の状態であり、「発展」という面から考えると、将来に対して、とても大きな期待が持てるという事です。
こういう事を考えると、僕は、既にバランスがとれて整っている日本を「なんか寂しいな」と感じました。
4.「タイ経済は日本の1970年代」というのは本当かも。
「タイの経済は、日本の1970年代だ」という話を見聞きしますが、実際に行ってみて、「本当かも」と思いました。
さっき、経済のバランスの話をしましたが、「発展しているバンコク市内のように、この調子でタイ全体の経済バランスがとれてくれば、将来は、今の日本のようになるんじゃないかな?」と感じました。
もし、将来、タイが日本のようになるのであれば、タイの貨幣であるバーツの価格は上がり、また、インフレによって物価も高くなる可能性が高いでしょうから、僕はタイの友人に「株式や不動産も、持っておいた方がいい」と伝えました。
インフレとは、「物の価値が上がり、貨幣(お金)の価値が下がる」ことを言います。1970年代と現在で、日本にどれくらいインフレが起こったのかは、下記の比較表を参考にして下さい。
商品 |
1970年 |
2000年 |
映画 |
550円 |
1800円 |
新聞 |
568円 |
3208円
(1998年) |
お米 |
2000円 |
4208円
(1998年) |
ビール大瓶 |
132円 |
337円
(1998年) |
郵便料金 |
15円 |
80円 |
参考のために、郵便料金でインフレ倍数を見てみると、5.33倍も物(サービス)の価値が上がったことになります。
つまり、「昔は80円で5.3枚の切手が買えたのに、今は1枚しか買えない」ということです。
これが貨幣(お金)価値が下がるインフレの恐さです。
そして、このインフレによる貨幣価値の低下に対抗するための代表とされるのが「株式や不動産」です。
日本のように、タイで長期的なインフレが起こったとしたら、現在、タイの友人が持っているお金の価値は下がることになります。ですから、インフレに対抗する株式や不動産も持っておいた方が良いのです。
中でも僕が一番のお勧めは、株式です。
長年の統計データによって、インフレに株式の値上がりが勝ることは証明されていますから、株式を持って入れば、インフレで資産が目減りするのを防げる可能性は高くなります。
実際、日本の1970年からの日経平均株価の推移を見ていただければ分かるように、1970年と現在を比べると、平均株価が7倍くらいになっていることが分かると思います。
つまり、1970年のお金と株の価値を1とすると、1970年と比較して、現在、現金の価値が約5分の1に低下したのに対して、株の価値は7倍に増加しているということです。
ちなみに、ニンテンドーDSで有名な任天堂の株価は、現在、1株約50,000円ですが、1965年は1株90円でした。
つまり、1965年に日本のインフレを予測し、自分の資産として任天堂の株式を買っていた人は、今では資産価値が555倍になっていたということです。
1970年のサラリーマンの平均月収は、75,670円でしたから、仮に1ヶ月分の給料を任天堂株に当てていたら、2007年までほったらかしにしておくだけで、約42,000,000円(4200万円)になっていたということです(汗)。
こういうデータを見ると、どうして僕が、普段から、「株式投資をやりましょう!!」と言うのか、分かって頂けると思います(笑)。株式投資による資産増大の力は、凄まじいものがあります。
5.年金生活者になったら(引退したら)、タイで暮らせばいい??
「リタイアしたら(退職して年金生活者になったら)、タイで暮らせばいい」
とよく耳にしますし、実際、老後にタイへ移住する人も多いと言います。
でも、これはタイがまだ成長しきっていない今だからできることであり、もし仮に、タイがこれから成長していき、外貨に対するタイの貨幣の価値が上がり、また、インフレも起こったとしたら、僕らが老後のときに、このプランをとることは不可能でしょう。
また、現時点で既にタイに移住して、年金で悠々自適な生活をしている人も、将来、タイで長期的なインフレが起こるリスクを考え、資産をインフレに対抗できる株式や不動産にも移しておかないと、将来、生活が苦しい状態に陥る可能性があります。
ちなみにこの事は、タイ以外の他の国でも同様に言えるので、まだ引退まで何十年もある人は、「老後は、物価の安い国に移住すればいい」と安易に考えないほうが良いと思います。
一般的に、国の成長に比例して、物価や、海外貨幣に対するその国の貨幣価値も上がっていくものですから。
将来、成長しそうな国への移住を考えているのであれば、その国が成長段階にあるうちに、その国の株や不動産に投資して、インフレに強い資産を持っておいた方が良いと思います。
以上が、僕がタイ旅行の中で、日本や経済、お金について感じたことです。
なお、インフレについては、今後の日本でも起こりうる話ですから、インフレによる貨幣価値(現金価値)の低下のリスクを不安に感じる人は、株式投資に興味を持っていただけたらと思います。
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