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金持ち兄さんの日記 > 2012年02月 > 赤字…海外への輸出企業の収益悪化が止まらない。。
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キャンペーンの改悪が進んでいる現金プレゼントキャンペーンですが、SBI証券FXでのIFO取引 攻略法(現金5,000円獲得)に引き続き、今月は、景気の良い話がありました(笑)。
なんと、インヴァスト証券 シストレFXで、無料口座開設+20万円の入金+取引2往復を行うと、現金7000円が貰えます。ただ、このキャンペーンには期日が決められておらず、いつ、終了されるか分からないところが難点です(苦笑)。
※もちろん、FX投資家のための賢い税金の本(840円)についても、今までどおり、タダで貰えます。
今回のインヴァスト証券のキャンペーンは、おそらく、「最初から、キャッシュバックに充てる予算の上限が決まっていて、早い者勝ち」という内容ではないかと予想しています。もともと、キャンペーンに対しては渋いFX会社でしたからね(笑)。
あと2ヶ月もすれば春になりますが、暖かくなると、外に出かけたりと、何かとお金がいると思いますので、ぜひ、インヴァスト証券FXのキャンペーンをご活用して頂けたらと思います。
それでは、今日の日記です。
年度末の3月が近づき、第3四半期の決算報告をする企業が増えていますが、今まで、海外からたくさんのお金を稼いできてくれていた輸出企業の大幅赤字が目立ちます。
会社名 |
今期の赤字予想額 |
パナソニック |
7800億円 |
シャープ |
2900億円 |
ソニー |
2200億円 |
エルピーダメモリ |
1200億円 |
NEC |
1000億円 |
マツダ |
1000億円 |
任天堂 |
650億円 |
どれも桁外れの赤字で、どれくらい大きな赤字額なのか、イメージすることさえ難しいですよね。「よく、ウン千億円もの赤字を出して、会社が持つな」と思う方も、多いのではないでしょうか(苦笑)。
これだけの赤字を出した理由としては、もちろん、純粋に企業努力が追いつかなかったという理由や、海外他社との競争が激化したなどの理由もあるのでしょう。
ですが、これまでの日記で書いてきたように、現在は、超円高が続いていますから、企業努力だけで利益を上げることは、相当に難しいという理由もあると思います。あまりにも急激に、円高が進みましたからね。
実際に、任天堂の2012年1月27日 第3四半期決算説明会の質疑応答でも、「為替の影響が大きい」と、下記の通り、任天堂の岩田社長が答えています。
「売上高が6,600億円あって、営業赤字は異常だというご指摘は、もちろん理解できます」
「当社は、売上高の約8割を海外で上げていますが、円高になったらゲーム機を値上げしても通るのかというと、これはなかなか通りません」
「お客様にとっての199ドルは(為替レートがどうなろうと)、今も昔も199ドルなので、それが日本円に換算していくらであるかは、アメリカのお客様には、何の関係もないことで、これはユーロでも同じだと思います」
「まず為替レートが利益に大きなインパクトを与えていることはご理解ください」
「これらのように環境が変わったのだからと言って「利益が出せなくても仕方がない」などと申し上げる気は全くありませんし、環境が変わっても利益を出さなくてはいけないと考えています」
任天堂の岩田社長のコメントを見てみても、「いつ止まるか分からない超円高で、とても苦しいんだろうなぁ」と分かりますよね。岩田社長の言うように、円高になったからといって、製品の価格を変えることなんて、そう簡単には、できないでしょうから。
この輸出企業の大赤字を見てみても、マニフェストには書いていなかった消費税の増税を強引に進める一方で、円高対策についてはほったらかしで、何も実行できない政府の責任は、とても重いと思います。
これだけ急激に円高になると、いくら優秀な日本の輸出企業であっても、海外企業との熾烈な競争に打ち勝って、利益を出すことは難しいでしょう。
「為替については、これからも注視していく」
「急激な為替の変化には、断固たる措置をとっていく」
といった言葉を、これまでの財務大臣(管直人 元首相→野田佳彦 首相→安住淳 財務相)は、オウムのように繰り返してきましたが、結果としては、こんな超円高になったままで放置し続けています。
これにより、世界中の国や投資家に、「口先だけの単なるこけ脅しで、真剣に円高対策をやる気がない」と見透かされているでしょうから、まだまだ、円高が進む可能性もあります。本当にダメダメだと思います。
また、この超円高の影響を受けて、今や、パナソニックやソニー、そして、あのトヨタ自動車までもが、日本国内で製造をして海外に輸出するということを止め、海外に工場などの設備投資を行って、どんどんと国内産業の空洞化が進んでいます。
現在の大学生の就職内定率は、約72%となっていますが、学生の大企業志向はよりいっそう上がっているとのことですから、まさに、「需要(大企業に入りたい学生)に対して、供給(大企業の採用枠)が全く足りない」という状況がドンドンと拡がっている状態だと思います。
こんなひどい状況の中で、「全ての世代で、負担を分かち合おう」と言って、消費税の増税を進めるのですから、就職難で仕事が決まらない若者にとっては、「ふざけるなっ!」という感じでしょうね。
就職が決まらなくて収入は不安定・伸びないのに、消費税は高くなって、負担だけが増えるのですから。これではまさに、「上がり」の高齢者と、「不安定」な若者の状態だと思います。若者には、年金などの手当てはありませんからね。
今年に入ってから、日記上での政治の話題が増えていますが、その理由は、今は本当に、とんでもないことが起こっていると思うからです。
例えば、今日の日記に書いたように、「超円高対策=国内産業の空洞化=若者の雇用対策」は、密接に関係しているのに、今の政府は、消費税の増税ばかりに一生懸命になって、こっちの方は、ほったらかしですからね。
政府は、「やる、やる」と言って、何も効果が出ることは実行しません。
先ほど上の方に掲載した記事では、トヨタ自動車の豊田 章男(とよた あきお)社長が「円高に関して、海外に生産が移転すると再生は不可能とし、日本のものづくりは空洞化でなく、崩壊しかねない」と言っていましたね。
このことから予想できる将来は、
輸出企業が円高対策のために、海外に生産を移転していくことで、
これらの企業の業績は、いずれは、回復することでしょう。
しかし、いくら業績が回復しても、雇用(就職)については分からない。 |
ということだと思います。…いや、きっと、雇用は回復しないのでしょうね。
「海外に生産が移転すると、再生は不可能」と言い切っているのですから。
工場などの生産設備のために、相当な金額の設備投資を行うことになりますから、そう簡単に、また日本で製造をするなんてことができないことは、誰だって分かります。
また、もう一つ、これに付け加えるとすれば、輸出企業の業績が回復する=株価が上がる→しかし、給料や就職枠は増えない、という将来も予想できると思います。これは本当に、とんでもないことだと思います。
おそらく、この時には、日本の姿が大きく変わっているでしょう。
正社員と非正社員(派遣社員・フリーター・パート)との違い(比較)の画像を見ていただければ分かるように、今までは、ただ正社員として働いているだけでも、生涯年収が2億6900万円にもなりましたが、こんな生涯年収は、ほんの一部の人にしか得られないものになるかもしれません。
来年は、春闘=定期昇給を見送る企業が多いですが、これからは、給料UPどころか、賃金の下げ圧力は、今まで以上に、どんどんと強くなっていくんじゃないかと思います。
国内で働く人達は、海外移転した先の、賃金水準の低い外国人との競争にされされていくでしょうからね。
そして、今後のことを考えると、生活レベルを上げすぎないことが大切ではないかと思います。一度覚えると恐い「贅沢の味」(1)(2)に気を付けることです。これから、収入が下がっていく可能性が高いのですから。
これについては、先月、土光 敏夫「年収5000万円でも、生活費は3万円!?」増税なき財政改革に挑んだ男で紹介した、土光さんも言っていましたよね。贅沢な暮らしに慣れてしまわず、質素な暮らしにしておけば、何が起こっても恐くないと。
「サラブレッドはかっこいいが、僕はそれよりも、野ねずみの方が強いと思うのです。いつも自分を最低の線、つまり、社会の底辺において置けば、何が起こったって恐くはない」
(土光 敏夫)
この土光さんの言葉について、僕は、とても深い言葉だと思いました。
誰だって、高くしてしまった生活水準を落とすことや、お金などの資産を失ってしまうことは恐いものだと思いますが、もともとの生活レベルを高くしていなければ、たとえ、これから収入が下がった時でも、失うものは少なくなりますからね。
まさに、「失ってしまう恐怖からの解放の手段」だと思いました。
上の方でも書いたように、「海外移転による合理化で、やがて、輸出企業の業績は回復する=株価は上がる」という将来も予想できますので、株式投資の勉強を忘れないようにしてくださいね。
また、インヴァスト証券 シストレFXで、無料口座開設+20万円の入金+取引2往復を行うと、現金7000円が貰えるキャンペーンや、SBI証券FXでのIFO取引 攻略法(現金5,000円獲得)についても、投資の種銭を作るためにも、ぜひ、家族などと一緒に、ご活用してください。
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