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金持ち兄さんの日記 > 2006年8月の日記 > 一度覚えると恐い「贅沢の味」(2)
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一度覚えると恐い「贅沢の味」(1)の続きです。
贅沢の味とは…
例えば、兄さんの会社では、たまに社員と一緒に「まるは食堂旅館(本館)」に食事に行くことがありますが、ここの魚は本当に新鮮で、かなり美味しいんですよね(兄さんが行くのは、新館ではなく必ず本館の方です)。
ここで鯛やヒラメのお造り、丸々と太ったエビフライを食べてしまうと、他のお店で刺身やエビフライを頼もうと思えないくらい、個人的には気に入っています(*^^*)。
所在地が海の近くということで、会社からはかなり遠く離れているため、時間もお金もかかるのですが、一度この味を覚えてしまうと、「美味しい海の幸が食べたい!」と思ったら、ここ以外の場所に行こうと思えなくなりました。
一度、贅沢の味を覚えてしまったので、その贅沢品以下のものを好んで食べようと思えなくなったのです。
これも一つの「贅沢の味」を覚えてしまった例の一つだと思います。
ではもう一つ、身近な贅沢の例を出してみましょう。例えば、車。
アナタがどんな車に乗っているのかは分かりませんが、例えば、アナタが今、レクサスSC(車両価格:約800万円)に乗っていたとしましょう。贅沢な作りの高級車なだけあって、人からも羨ましがられ、乗っているアナタ自身も大満足です。
…しかし、ある日、アナタはお金を貯めるために、維持やガソリン代にお金がかかるこの車を手放し、下記のような中古の軽自動車に乗ろうと思いました。
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ここでの注意点は、決してアナタの生活が苦しいからというわけではなく、ただ単純に生活コストを下げようと思い、”自分の意思で”乗り換えようと考えていることです。何かの事情で必要に迫られているという状況ではありません。
少し考えれば気付くと思いますが、難しいものがありますよね(;^_^A。
では、なぜ難しいのか?
…それは一度、高級車に乗るという贅沢の味を覚えてしまっているからです。人間は一度、贅沢の味を覚えてしまうと、そこから”自分の意思で”レベルを落とすのが難しくなります。
食べ物と車、今、2つの贅沢の味の例を出しましたが、もちろん、これ以外にも贅沢の味はたくさんあります。ブランド品、時計、サービス、名声、そして、家やマンション…。
ここまで読んでもらえればお気付きかもしれませんが、兄さんが一度覚えると恐い「贅沢の味」(1)で紹介した賃貸物件への入居を決めることができなかったのは、この「贅沢の味」のためだと感じています。
兄さんが現在住んでいるのは、間取りが3LDKで、広さが60u以上なので、一人で住んでいるのは兄さんくらいのもので、他は全て、感じのいい夫婦や、子供がいるファミリーが住んでいます。
そのせいか、ゴミをマンションの敷地内に捨てたりする人はいません。それに加えて、夜中に騒ぐこともありませんし、夜中に声が聞こえてくることもありません。”ちゃんとマナーを守る”という意味では、住んでいる人の質はかなり良い方だと思います。
それに加えて、一人で住むには十分過ぎる広さがあり、室内設備にも何の不満もありません。昼間はもちろん光が差しますし、室内は明るいです。
こんなマンションに約2年間住んでいるので、このマンションの「贅沢の味」を覚えてしまったのだと思います。それで、自分の生活の質(レベル)が落ちることに恐れを感じ、3.8万円のお得物件への入居を躊躇してしまったのです。
色々と金持ちになるための研究をしていると、普通の人が金持ちになるために外せない要件が2つあることに気付きます。それは、
です。この2つの要件の内、どちらか一つでも欠けていれば、普通の人がお金持ちになるスピードはかなり遅くなるか、もしくは、難しくなります。
タバコやお酒に中毒性があり、依存症になる人がいることはよく知られていますが、「贅沢」の中毒性や依存症については、あまり意識することがありません。
アナタは今、贅沢依存症になって(なりかけて)いませんか? |
気分転換やお祝いの一時的な贅沢は良いと思いますが、お金持ちになりたければ、「自分の日常生活(固定費)に関わる贅沢」は、よく考えてから利用するようにしましょう。
今回の件を教訓に、兄さんも「贅沢の味」には注意するようにしたいと思います(^^ゞ。
もうすぐ、株主配当の確定時期が集中している期間がきます(8月末)。兄さんは株式投資をやっているので、数十万円の不労所得(働かずして手に入るお金)が入る予定です。
個人がお金持ちになるために、株式投資はとても良い選択肢の一つだと思います。アナタもぜひ、株式投資で【不労所得】を増やして下さい(*^^*)。
2007年07月17日 : カッコイイに対する価値観の変化
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