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【節約】生命保険・自動車保険の掛けすぎにご用心!


いよいよ、2008年も最終月に入りましたね。今年も1年がアッという間に過ぎた感じがします。今月末に「いい1年だったな…」と振り返れるように、今月もより良い仕事をしたいと思っています。



さて、今年と言えば、



タダで現金が貰えるという、信じられないキャンペーン



が爆発した年でしたね。



一時期は、最高26,000円も貰えましたが、その後、段々とキャンペーン金額は縮小し、今月はついに16,000円になってしまいました。つまり、最高の時点ですぐに動いた人と、今月に入って動いた人とでは、現金:10,000円の差が付くことになります。




今までに何度も繰り返して言ってきましたが、



タダで現金をくれるなんて話は、
いつまでも続くはずがありません



今はまさに、その通りになっているというか、もらえる金額は段々と減ってきています。今までの経験上、いずれ、こういった類のキャンペーンはなくなるでしょう。




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現在紹介している期間限定のキャンペーンは、上の4件になりますが、FX(外国為替証拠金取引)会社 過去のキャンペーンのように、キャンペーンが終わってしまえば、もう、後で欲しいと思っても手には入りませんから、貰える内に、確実にもらっておくことをお勧めします。






…さて、それでは今日の日記です。


今日の日記はタイトルを見ても分かるように、保険の話です。

前回の日記(家計相談:27歳、年収260万円で【700万円】も預金)では、自動車保険や学資保険の話が出てきましたが、今回は、生命保険に的を絞って考えてみたいと思います。



僕が保険について日記を書いてみようと思ったのは、次のような相談のメールを頂いたことがキッカケでした。




*************************

いつも興味深く読ませてもらっています。山下(仮名)と申します。

兄さんのおかげで、FXの口座開設キャンペーンでは、たくさんの落ちているお金を拾うことが出来ました。

ありがとうございました(^◇^)



さて、兄さんは保険のことはどう考えていらっしゃいますか?

もちろん私は保険の外交員でも何でもなく、ただの専業主婦ですので、勧誘のメールではありません。ご心配なく(笑)。



兄さんほどのお金持ちであれば、例えば、医療保険だとか個人年金保険などといったものには、加入する必要はないかもしれませんね。



先日、FPに自宅へ来てもらって、「収入保障保険」や「利率変動型終身保険」や「医療保険」について、商品の説明をしてもらいました。


保険マンモスというサイトから依頼して来ていただいたFPの方なので、特定の保険会社に所属していないため、色々な保険会社の商品を比較しながら提案してくださり、とても満足しています。



しかし、いざ契約するとなると、「本当に保険が必要なのか?保険ではなく、預金が一番万能なのではないか?」という迷いがあり、とりあえず、まだ契約するには至っておりません。



主人と私は35歳で、子供は2歳の女の子が一人おります。子供はもう一人欲しいと思っています。


主人は会社員で給与収入のみです。自宅は持家で、住宅ローンは1年前に完済しました。現在借金はありません。もし主人がリストラなどで働けなくなったとしても、1年くらいは食べていけるだけの貯金はあります


お時間がある時で結構ですので、兄さんのご意見をお聞かせください。


よろしくお願いいたします。
これからも、兄さんの日記を楽しみにしています。

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まずはいつものように、山下家の家計状況などをまとめてみたいと思います。




家族構成




収入

年収 : 600万円


ただし、35歳という年齢で住宅購入のローンが完済できている事を考えると、平均給与かそれ以上はある?



支出

不明



資産

・ 住宅
貯金:年間100万円〜150万円 (現在:1年分の生活費ほど)


住宅ローンを35歳という若さで完済するとは、素晴らしいと思います。

一般的には、「子供の教育費の増大と、住宅ローン返済のサンドイッチに苦しむ」というパターンが多いと聞きますが、山下さんの場合は大丈夫ですね!



負債

なし!


住宅ローンを完済している上に、1年分の生活費を預金し無借金なところを見ると、家計相談:27歳、年収260万円で【700万円】も預金に引き続き、かなりやりくりの上手い家庭ではないかと思いました。





国民年金・厚生年金の保障を考える


民間の保険に入る前に、まずは、国民年金や厚生年金等の公的年金にくっついている保障を把握しておくことが大切です。



山下さんの旦那さんは会社員とのことなので、もしもの時には、

障害基礎年金障害厚生年金
遺族基礎年金遺族厚生年金

といったお金が国から出る事になります。



つまり、死亡や障害に関わる民間保険に加入する場合には、「これらの公的保障で足らない部分を保険で補えば良い」ということになります。




当然ですが、保険という商品は、多くのもの・多くの金額を保障しようと思えば思うほど、値段が釣り上がっていきます。しかも、保険金が下りるときは、



被保険者に何らかの不幸が起こったとき



ですから、経営者保険法人保険等の特殊な使い方ができる例外を除けば、”お得”な金融商品だとは言えません。




また、保険の勧誘を受けると、「働き手の旦那に不幸があったときには、保険に頼るしかない」という感じで、保険しか選択肢がないように思ってしまいますが、よくよく考えてみれば、他にも選択肢はたくさんあります。




例えば、一家の働き手にもしもの事が起こっても、



・ 収入が減ることについては、奥さんが働き始めることでカバーする。
・ 生活費については、生活レベルを落とし、生活コストを下げる。
・ 教育費については、母子家庭の公的支援を利用しつつ、奨学金を利用する。

・ 高校生になったら、休日だけは、子供達にアルバイトをしてもらう。
・ 家賃が異常に安い公営住宅に引越す。
・ 奥さんの実家に帰って、ご両親から支援を受ける。

・ 旦那さんの会社から、死亡退職金が出る。



など、保険以外に選択肢はありますよね?



しかし、これが保険外交員(保険営業者・FP)の人と話していると、あたかも、保険しか解決法がないように感じてきて、「やっぱり、アレもコレも保険をかけておかないと、いざという時に恐い」となっちゃいませんか?(笑)




ですので、何かの保険に加入する時には、公的年金の保障を考えた上で、



保険以外に、解決する方法(選択肢)はないだろうか?



と考えてみてはどうでしょうか?



その結果、保険以外でも解決できるという結論に到ったものについては、保険に加入しない、もしくは、保険の掛け金を減額するなどの方法をとれば、その分、月々の保険料を抑えることができます。






預金と保険と比較するのは、どうでしょうか…


本当に保険が必要なのか?保険ではなく、預金が一番万能なのではないか?


との事ですが、確かに、預金は万能だと思います。現金なら、どういった予想外の出来事にも対応できますからね(笑)。



しかし、それはあくまでも、



「預金の範囲内で」という条件付です。




例えば、山下さんの家庭に1億円の資産があれば、保険なんていらないでしょう。もし、働き手の旦那さんにもしもの事があっても、これだけのお金があれば、何とでもなります(笑)。


しかし、山下さんの話を聞く限りでは、ここまでの資産はまだないでしょうから、いくら万能といえる現金が1年分あろうとも、最低限の保険への加入はしておいた方が安心だと思います。

子供がもう一人欲しいとの事なので、なおさらです。




人生に必要なお金はいくら?[結婚・子育て・老後]を見ていただければ分かりますが、この中で山下家が既に終えているのは、住宅の購入くらいです。


学校に通う費用はもちろんのこと、子供が塾や予備校に通う費用まで考えれば、旦那さんにもしものことがあると、今の預金では、到底足りないと思います。




保険は預金ではなく、あくまでも、保険です



これを一緒に考えてしまうと、「保険をかけるよりも、貯金しとく方がいい」という結論になるかもしれませんが、これではリスクが高すぎると思います。


例えば、同じ保険である自動車保険で同じことを考えたとしたら、人身事故を起こした時には悲惨な事になります。なぜなら、自分の預金では、到底カバーしきれない金額の損害賠償を起こされる可能性が高いからです。




生命保険も自動車保険と同じで、人生に必要なお金はいくら?[結婚・子育て・老後]を見ていると、「いざという時、預金だけでは、心もとないな」と感じる部分があるはずです。その部分は、保険でカバーした方が良いと思います。




預金と保険は別。保険の掛金は、
あくまでも、保険サービスの使用料



と割り切って考えれば、保険を掛けすぎたり、また、保険に加入せずに大きなリスクを背負う心配もなくなるんじゃないかな?と思います。

子供が独立したり、十分な預金ができて必要ないと感じた時には、保険サービスの使用を止めてしまえばいいだけです。



保険でアレもコレも保障しようと考えたり、保険で資産運用など、保険以外の使い方を考えると、複雑というか、ゴチャゴチャしてきて、かえってお金と時間の無駄になるような気がします。






特定の保険会社に所属していないFPだから安心?


これはよく疑問に思うことなのですが、「特定の保険会社に所属していないFP=中立な意見が聞ける」と考えるのは、どうなのでしょうか?


もちろん、独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)で、かつ、保険のコンサルティング手数料を顧客から取る形のFPであれば、中立である可能性は高いと思いますが、ほとんどのFPは、保険を売ることで、保険会社から手数料を得ています。


そこで問題となるのは、「どの保険に加入してもらうかによって、FPに入ってくる保険会社からの報酬が違う」という点です。




もちろん、FPの中には、中立な立場から保険のコンサルティングを行ってくれる人もいるとは思いますが、



彼らだって、お金を稼いで、ご飯を食べなければいけませんよね?



となると、取扱商品や保険コンサルティングの結果として出してくる保険商品や保険会社に、偏りが出てくる可能性は十分にあります。


なぜなら、彼らが美味しいご飯を食べるために、1円でも多くの報酬が貰える商品に加入してもらった方が嬉しいんですから(笑)。



これを考えると、節約!生命保険の無料見積もりの中から1つを選んで、1人のFPに保険コンサルティングを行ってもらい、それで安心してしまうというのは、リスクが高いような気がします。




実際、最近僕は法人保険・経営者保険への加入を考えており、3者に無料相談をしましたが、相談の回数を重ねるごとに、良い選択肢が増え、自分の保険を選ぶ目も肥えてきていると感じてきています。



それに、いくら「プロ?」のFPと言えども、取り扱っている商品の種類や、コンサルティング力に違いがあります。

僕の場合も、今、一番良いと感じている保険商品を取り扱っていて、その保険商品について詳しく、丁寧に紹介してくれたのは、3者中の1者でした。




山下さんは、現在1人のFPに相談されたようですが、僕としては、まだ別のFPにも同様の相談をし、保険コンサルティングを行ってもらうことをお勧めします。


1人よりも2人、2人よりも3人に相談してみて、それでもそのFPの提案が良いという判断にいたる方が、最初の1人で決めてしまうよりも、ずっと山下さんに合った保険商品が出てくる可能性が高く、また、信頼できるFPも見付かるように思います。



言い方は悪いですが、今、山下さんの家にきたFPは、「保険マンモスから手配されて、やって来た。ただそれだけの人」です。少なくとも、信頼できる誰かから紹介されたとか、実績のある人から紹介されたとか、そういった人ではありません。




それなのに、本当に、その最初の1人目のFPの提案だけで、どの保険を契約するのか決めてしまっても、いいものでしょうか?山下家に最適な保険に加入できるでしょうか?


相談するのはタダなのですから、節約!生命保険の無料見積もりを利用して、複数のFPに、保険のコンサルティングをしてもらう事をお勧めします。


僕も現在3者に無料相談しましたが、法人保険は支払う保険料も大きいですし、また、まだまだ他に良い商品・提案があるかもしれないので、また別のFPに相談するつもりです。





以上が僕が山下さんのメールを見て感じたことですが、保険については、僕も知識がある方ではありません。経営者保険・法人保険を除く、他の保険商品の具体的な内容については、ほとんど知りませんし(苦笑)。


ただ、1000万円を損した主婦から学ぶ「投資の教訓」で出てきた「投資する以前のこと」ではありませんが、「保険に加入する前に、知っておいた方が良いこと」については、ちょっとは知っている方だと思います。


それについて、今日は説明させて頂きました。




僕はまだ独身なので、親から受継いだ養老保険にしか加入していませんが、結婚して子供ができたときには、「生命保険サービス」を使い始める予定です。

そして、十分な資産ができ、子供も奥さんも心配ないと思ったときには、保険を解約し、保険サービス使用料の支払いを止めるつもりです。



生命保険についての考え方は色々とあると思いますが、僕にとっては、「自動車保険と同じで、必要な期間に、必要な保障を得るための使い捨てのサービス」です。

ですから、必要な期間だけ安く使わせてもらって、不要になったら、解約して使用を止めます。





○○保障保険、○○特約、○○変動型保険など、色々なものがくっついた保険商品がありますが、



保険は、あくまでも保険。それ以外は求めない



と割り切って、資産運用は株式投資FX(外国為替証拠金取引)ネットバンク定期預金等を利用した方が、結果的には、お金と時間の節約になって良いように思います。


それに、保険営業マンの難しい話術に惑わされる心配もありませんしね(笑)。




参考 : 節約!自動車保険の無料見積もり
    : 節約!生命保険の無料見積もり





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