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金持ち兄さんの日記 > 2013年11月 > あなたの故郷も、やがては限界集落→消滅集落になるかもしれない
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あなたの故郷も、やがては、限界集落→消滅集落になる?
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最近、岐阜県土岐市曽木町という、山奥に行く機会がありました。
(第15回 曽木公園もみじライトアップは、平成25年11月15日(金)〜24日(日)までの10日間開催されますので、ぜひ、素晴らしい紅葉を観に行って下さい。昨日、僕が行った時にも、山が綺麗に色づいていました。点灯:17時30分〜消灯:21時)
地図を見ていただければ分かるように、周りは山に囲まれてますが、山が多い日本では、このような地域は少なくはないと思います。
土岐市曽木町は、限界集落になっており、過疎化などで人口の多くが65歳以上の高齢者になっていて、冠婚葬祭など、様々な社会的共同生活の維持が難しくなっているところでした。
限界集落の状態には、もちろん、地元住民の方々も不安を感じているらしく、土岐町の町内会ホームページを見ると、現状に対して、かなりの危機感を持っていることが分かります。
曽木町自治会だよりのページでは、町内会誌のPDFファイルが公開されていますが、これを一つ一つ見ていくと、限界集落の流れに陥ってしまうと、いかに、この状態を抜け出すことが難しいのかがよく分かります。
上記の通り、昨年、人口1000人を切った曽木町では、10月1日現在では、さらに人口減少が進み、現在は、958人となっています。つまり、たった1年足らずで、人口が約5%ほど減ってしまったと言うことです。
5%減少と聞くと、大したことのない数字のように思いますが、これが20年続くと、そこには誰も居なくなるという事ですからね。人生80年の現在において、たった、20年でですよ?
こう考えると、5%の人口減少がどれだけ重い数字であるのかが分かると思います。
限界集落の先には、消滅集落が待っているとのことで、一度、限界集落→消滅集落への流れに入ってしまうと、ここから復活することは、相当な困難だと聞きます。曽木町としては、この流れに完全にハマってしまう前に、何とか、現状を打破したいと頑張っているのでしょう。
実は、僕が曽木町を訪れることになったのは、土地を見に行くためでした。
こんな山奥の土地で、ご覧のとおり、車の通りもほとんどなく、お店などの施設は、もちろん全くありませんでした。
目当ての土地を見に行った時に、一人でモトクロスバイクの練習をしていた、曽木町の近隣住民の方と話すことができました。
僕 : 「こんにちは。名古屋から、この辺の土地を見にきた者ですが、少し、お話を伺わせていただくことはできますか?」
住民 : 「わざわざ、こんなところの土地を見にきたの?何にもないところだよ(苦笑)」
僕 : 「そうですね。確かに、自然はたくさんありますが、お店とかは、ほとんど見かけませんでした(笑)」
住民 : 「そうでしょう。それに、住んでいるのも、爺さん、婆さんばっかりだからね(笑)」
僕 : 「そうみたいですね。曽木町のことを調べているうちに、この地域が限界集落であることを知りました。町の人口が1000人を切っている上に、子供の数が相当に少ないみたいですね。
曽木小学校も、今はもう、40人ほどしか在学生がいないと、公式ホームページで見ました。確か、1年生と3年生は、人数が1人だったような…」
住民 : 「そうそう。子供がおらんからね。”今年は、誰か小学校に入学した子はおったかね?”と、住民同士で確認するくらいの少なさだからね(笑)。その少ない子供たちも、やがては町から出て行って、帰ってこないから、人は減るばかりなんだけど…」
僕 : 「そうなんですね。実は、僕は地元が宮崎県なんですが、僕の地元も同じような感じです。
宮崎市長の話では、毎年、高校を卒業した学生の半分が県外に就職していくそうです。そして、大学などに進んだ子達も、4人のうち1人しか、地元には帰ってこないそうです。
参考 : 衰退する我が故郷で感じたこと「仕事がないんじゃなくて、仕事(職)を作る人がいない!」
住民 : 「へ〜どこも似たようなもんなんだね。俺らの所も、若い子は、ほとんどがココから出て行って、もう帰ってこない。まぁ、こんな所にいても、俺みたいに結婚もできないしな(笑)」
僕 : 「結婚されてないんですか?そうなんですね。実は、僕も独身なんです(笑)。ただ、この辺りは、トヨタ自動車がある豊田市に道が通じていますから、就職の面では困らないと思うんですが、それでもやっぱり、若者は、曽木町から外に出て行くんですか?」
住民 : 「そうだねぇ。実は、俺も、トヨタ系の会社に勤めていて、ランクルとか作っていたんだけどね」
僕 : 「へ〜やっぱり、トヨタ系の会社に勤めていらしたんですね。でも、勤めていた…ってことは、今はもう定年退職されているという事なんですか?随分とお若いように見えますが」
住民 : 「53歳で退職したんだ。早期退職ってやつさ。今は61歳だから、年齢的には、定年退職した人と同じようなもんだけどな(笑)」
僕 : 「なるほど。セミリタイアってやつですね(笑)。僕と同世代の人たちにも、セミリタイアしたいって憧れている人は多いです。曽木町なら、自然がいっぱいで、自給自足の生活にも、困らないでしょうしね。
同じように、セミリタイアした人や、定年退職した人に曽木町の存在を知ってもらえれば、移住をしてくる人も多いように感じるんですが、どうなんでしょうか?」
住民 : 「歳を取ってから来られてもね(苦笑)」
僕 : 「そうですよね(笑)。結構、草むしりや町内会の活動って、大変だって聞きますしね。地元の人からすれば、できれば、町内活動の担い手になってくれる、若い人にきて欲しいと思う気持ちはありますよね(笑)。
曽木町も、空き家バンクみたいな活動を始めて、若い人に移住してもらうと計画しているみたいですが、なかなか、思うようには上手く行っていないようですね」
住民 : 「そうだね。持ち主が死んだりして、都会に出ていった子供が家を受け継いでも、意外と手放さんのだわぁ。墓参りのために、たまには家に帰りたいとか、定年したら、実家に戻るかもしれないから、とか言ってさ。
これでは借りたい若者が現れても、空き家を貸せないし、それに、定年退職してから帰ってこられても、俺達も困るって言うの(笑)」
僕 : 「なるほど。確かに、持ち主がそんな状態では、若者が移住するための空き家も、なかなか出てこないですよね。
それに、例えば、20歳前後で地元を出て行ったとして、65歳くらいで帰ってこられても、当時とは、地元の状況がまるで違っているでしょうし、それに、地域活動で求められる、体力的な問題もありますもんね」
住民 : 「そうそう。ここの土地にしても、俺達が草はらいだったり、冬は、道路の雪よけだったりをしているんだけど、ずっと都会で暮らしてきた定年退職の人が、その歳になっていきなり地元に帰ってきても、なかなか、こういう地域活動はできないだろうしね(苦笑)」
僕 : 「体力的な問題や、経験不足の問題は、確かにあると思います。ただ、どこかの教授の話では、限界集落に陥った地域は、やがては、消滅集落に向かって行くと聞きます。
その状態になると、その地域の人の生活にも、大きな支障が出てくると思うので、とにかく、人が増えることは大切だと思います」
住民 : 「爺さん、婆さんは、"やがてこの地域は、森に返る"と言ってるよ。今でも、イノシシがそこら中にウロウロしていて、夜に庭先に出ると、俺達に向かって、ウウゥ〜と唸ってくるくらいだからね(笑)」
僕 : 「えっ、イノシシが普通に庭をウロウロしてるんですか!?」
住民 : 「そうだよ。だから、年寄りは、"危なくて、夜は外に出られない"って言ってるもん」
僕 : 「す、すごい…。それだと、まるでイノシシが我が物顔で歩いているような感じですよね。人間と動物と、どちらが強いのか分からなくなりますね(苦笑)」
曽木町について話してくれたこの住民の方(61歳)は、親切で、とても人が良さそうな感じでした。「こんな田舎だと嫁さんも見付からず、結婚できない」って話を何度かされていたので、きっと、結婚はしたかったのではないかと思います。
年齢よりも、若々しく感じましたし、人もよさそうだったので、結婚をしていない事がもったいないようにも思いました。きっと、いいお父さんになっていたはずです。
帰り道で、僕と同じ独身で、早期退職して、時間もあると思うので、名刺だけでも渡しておけば良かったと思いました(笑)。もっと、もっと、聞いてみたい話がたくさんありましたからね。
今回、ふとしたことで深く知ることになった限界集落→消滅集落の問題ですが、この問題は、将来、僕の地元でも、同じことが起こりそうだと思いました。
僕が地元の中学校に通っていた頃、1学年:200人いた生徒数は、今では、この半分位にまで減ってしまいました。全校生徒を合わせても、たった350人くらいにしかなりません。子供の数がすごく減っています。
そして、この少ない子供たちが高校を卒業すると、半分が県外に就職していき、そして、進学した子供たちのうち4人に1人しか、宮崎に戻ってこないと考えると、これからは、すごいスピードで若い人たちの数が減っていくことが簡単に想像できます。
僕の母に、この現実を話しても、あまりピンときていないというか、仕方のない事のように感じているように感じるのですが、この状態をほおっておけば、やがては、曽木町のような小さな地域から順番に、段々と、限界集落の流れへと入っていくのでしょうね。
地元に残って、地元で家を建て、公務員をやっている友達は、地元の人口の減り方に、かなり危機感を抱いるようなので、これからそこで長く生活していく人と、もう歳をとっている人とでは、人口減少への危機感の感じ方が違うのかもしれません。
あなたのふるさとは、限界集落化が進んでいないでしょうか? |
一度、毎年、どれくらいの人が減っていっているのか、地元の町会会報誌を見るなどして、調べてみると良いと思います。
毎年、おおよそ、何%くらいの人が減っていっているのかが分かれば、自分の故郷が限界集落に向かっていっているのか、いないのか、また、どれくらいの期間で限界集落化の流れが加速していくのかが予想できるのではないかと思います。
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もし、「遠く離れた故郷の人口減少が進んでいる」という話ではなく、実際、自分が住んでいる場所が限界集落化しつつあり、何とかしたいと感じている方は、下記のページが参考になると思います。
1992年から下條村を牽引する伊藤喜平 村長は、「全国の自治体が強固になれば、日本は強固になります。その自治体の体質を強くできるのは、住民であり、住民の責任でもあります。住民が自治に是々非々の姿勢で積極的に関わり、住民の力で自治体の力を引き出していかないといけないと思います」と、持論を語ってくれた。
「子育て支援、公務員制度改革、行政のコストカット、コストカットで捻出したお金を効果的に投資する」…どれも、国でもやって欲しいと思うものばかりですよね。
なお、限界集落からの脱出に興味がある方は、スーパー公務員が限界集落からの脱出に成功した、下記の動画も参考になると思います。公務員制度に対しては、下條村の村長さんの考え方と通じるものがあると感じました。
カンブリア宮殿 【限界集落から奇跡の脱出!地方再生を仕掛けるスーパー公務員】 2012.11... 投稿者 Nrev2
…ところで、最近のガソリンの値段、高すぎですよね?
上記は、曽木町に行く時に入れたガソリンの明細書です。
1.75%割引になる漢方スタイルクラブカード(初年度年会費無料・次年度1,575円))で支払って、少しでもガソリン代を節約しようとしているんですが、ガソリンが減ってきたので満タンにすると、軽く10,000円程度が飛んでいきます。
以前に比べて、ガソリン代がすごく高くなっているので、エコドライブを心がけ、クレジットカードの割引などを上手く活用して下さいね。
なお、年会費がかかるカードは嫌だという方には、P-oneカードは、1%割引の最強クレジットカードがお勧めです。
今日の写真でも出てきた僕のクルマ(参考:「古い商品の価値」を正しく理解し、損をするのを防ぐ!)は、とても好きな車なんですが、燃費が悪くて、ハイオクガソリン1リッター:8Kmしか走ってくれませんので、ガソリン代の値上げは、かなり効きます(泣)。
今までに何度も紹介していますが、既に、何十万円もの現金を獲得している人がゴロゴロと出てきていますから、あまりにももったいないと思います(;^_^A。
ご意見・ご感想メールを頂ける場合は、コチラまで
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