1945年からのインフレ推移(大卒初任給は1333倍！)

最近、最新版投資戦略の発想法という本を読んでいます。投資戦略の発想法２００８も発売されているのですが、僕が読んでいるのは２００５年に発売された方です。

最新版投資戦略の発想法

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堅実な資産運用の考え方が載っていて、とても参考になる本なのですが、この本の中に、１９４５年戦後からの物価の推移(インフレ状況)が載っていました。インフレとは、「物の価値(価格)が上がり、貨幣(お金)の価値が下がる」ことを言います。

1975年まで	1945年	1955年	1965年	1975年
日経平均株価	176.21円	425,69円	1,417.83円	4385.6円
１ドル	360円	360円	360円	305.16円
コーヒー代	0.1円	50円	60円	150円
電車初乗り	0.2円	10円	20円	60円
大卒初任給	150円	10,180円	25,000円	89,300円
銀座一坪の地価	15万円	263万円	450万円	1400万円

1975年以降	1985年	1995年	2005年
日経平均株価	13,113.32円	19,868.15円	11,008.9円
１ドル	200.25円	94.1円	106.11円
コーヒー代	300円	450円	434円
電車初乗り	120円	120円	130円
大卒初任給	140,000円	194,200円	201,300円
銀座一坪の地価	6000万円	9000万円	7200万円

これを見ると、過去の日本では、もの凄いインフレが起こったことがわかります。

例えば、１９４５年にもらった初任給を自宅でタンス預金していた人は、現在、そのお金では、コーヒー１杯も飲めなくなってるのですからね(笑)。

一方で、もし、この時にもらった初任給をタンス預金ではなく、株式投資に回していたとしたら、単純に日経平均株価で考えると、「１１,００８．９÷１７６．２１＝６２４．３倍」という、もの凄い金額になっていたことが分かります。

なお、最新版投資戦略の発想法では、東京証券取引所で株式の取引が開始された１９４９年５年から、「この銘柄をず～っと持っていたら？」というコラムが掲載されているのですが、その中の個別銘柄を見てみると、もの凄い増え方をしていた銘柄がありました。

ヤマハ：１９４９年→２０００年で、株価は１４３４倍に！
月島機械：１９４９年→２０００年で、株価は１３４３倍に！

ちょっと、信じられない増え方をしていますよね？(;^_^A

先ほど話したインフレによる貨幣価値の低下に対抗するための代表とされるのが「株式や不動産」です。

過去の日本のように長期的なインフレが起こったとしたら、現在、アナタが持っているお金の価値は下がることになります。ですから、インフレに対抗するために、本当は、現預金だけではなく、株式や不動産も持っておいた方が良いのです。

中でも僕がお勧めするのは、株式です。

長年の統計データによって、インフレに株式の値上がりが勝ることは証明されていますから、株式を持って入れば、インフレで資産が目減りするのを防げる可能性は高くなります。

最近は株式市場が低迷していますが、僕は相変わらず、ガンガン株式を買っています(笑)。市場全体が低迷しているので、僕が保有している株式の含み損は増えているのですが、一つだけ、増えていっているものがあるのです。それは、

毎年受取れる「株主配当という名の現金」です。

株主配当の重要性については、某株式を売却⇒3ヶ月で、「47％」の値上がり益！という日記でも触れたことがありますが、業績が良くて、毎年、配当をきちんと出してくれるような企業の株式は、株価が下がっても安心して持っていられます。

僕が一番の目標としているものは、

お金に縛られない、経済的自由を手に入れること

なので、株式を売買して儲けるよりも、毎年受取る株主配当の金額が増えていき、働かなくても現金(不労所得)が入ってくるような状態を目指しています。

実際、今までにコツコツと株式投資を行ってきたおかげで、現在は、何もしなくても年金ほどの株主配当が入ってくるようになり、そして、自宅を購入したおかげで家賃負担もなくなりましたので、かなり経済的に余裕が出てきました。

参考：住宅購入で守りを固める　＆　デニーズ難民(ファミレス難民)を見た！

きちんとメンテナンスされてきた中古の家＋株主配当

この組合せは、お金について堅実な人生を歩みたい人にとっては、最強の組合せかもしれません。僕に関して言えば、この組合せのおかげで、将来に対する経済的な不安はかなり減ってきています。

「株価がガンガン下がっている状況の中で、株式投資をするのは恐い」という人は多いと思いますが、この日記を読んで下さっているアナタには、株式投資で、僕が犯した失敗と同じことにはなって欲しくないな、と思います。

現在は、ほぼ無借金＆現金：１兆６０００億円を持っている武田薬品工業のような、グローバルで活躍する超優良企業でさえ、配当利回りが３％を超えている状態です。

ネットバンクの普通預金・定期預金の金利を見て頂ければ、この配当利回りがどれだけ素晴らしいか分かっていただけると思います(笑)。

国の社会保障は当てにできないから、自分年金を作りたい人

は、証券会社比較得するネット証券の選び方を参考に、ぜひ、株式投資にチャレンジしてみて下さい。

「自分が労働で得た収入以外に、現金が入ってくる」

自分でこの状態を作っていて思いますが、この安心感＆心強さは、並大抵のものではありません。

…ただし、株のようなリスク商品に手を出す前に、まずは、【現金20,700円】等がタダで貰える「絶対」お得なキャンペーン！を利用して、ノーリスクでお金を増やせる方法をしっかりと活用してからにして下さいね。

ネットバンクよりも利回りが良い「秘密の預入先」というコラムを書きましたが、まず、何よりも優先して、「落ちているお金」は拾った方が良いと思います。

僕もしっかりと現金をもらうべく、マネーパートナーズFXに１００，００１円を入金し、準備万端の体制にしています(笑)。