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金持ち兄さんの日記 > ２００７年９月の日記 > 下がっている時に買う勇気
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最近、日本の株式市場はズルズルと下げています。その影響を受けて、僕が買った株式も、買った次の日には値下がりし、かなりの含み損を抱えています。
２００２年〜２００３年のあの頃(株式投資で僕が犯した失敗)も、まさにこんな状況でした。ドンドン株価が下がっていき、「株価の底が見えない」という状況で、僕はビビッてしまい、思い切って株を買う勇気がありませんでした。
株価がちょっと上がると、「早く利益を確定しないと！」と思い、すぐに売却し、「この株は良いんじゃないかな〜」と思いつつも、株価の底が見えない状況に足踏みし、自分がいいと感じた株を買うことができませんでした。
…ただ、今は違います。
前回の日記(商品じゃなくて、「時間を買う」という感覚)で、
「価格の下落が激しいものは、すぐ買うのを避けています」
と言いましたが、株については例外です。
| もしかしたら、僕が買った後で、株価がガツンと下がるかもしれないなぁ… |
と分かりながらも、いいと思った銘柄にかなりの金額を投資しています。
今の株価の状態が続けば、おそらく、今月の収入のほとんども、「既に抱えている含み損に懲りずに」株式投資に当てると思います。
普段から仲良くしている、ある凄腕投資家さんがいます。その人は、２００２年当初はまだサラリーマンで、投資資金は５００万円くらいでした。
当初、その人のホームページには、「株式投資でお金持ちになる」という内容のことが書いてあり、それを見た僕は、
「株価の底が見えない株式市場が続いてるのに、株式投資のみでお金持ちになるなんて。。そんなこと考えずに、ちゃんとサラリーマンしてた方がいいのに。後で損するんだろうなぁ。バカなことをして…可哀想に…。」
と思っていました(笑)。
その人がその後にどうなったのかと言うと、２００２年４月に約５００万円だった資産は、２００５年３月には１億円を突破し、２００７年７月には１億６０００万円以上に増えていました。
つまり、たった５年で１億５５００万円も資産を増やしたのです！！
これを知った僕は、「２００２年にバカで可哀想だったのは、その人じゃなく、俺の方だった」と思いました(苦笑)。
そして、その人が言っていた言葉で、僕が聞いていて耳が痛かった言葉があるので、ここで紹介したいと思います。
＜始まり＞
誰かに、「いい時(２００２年〜２００３年頃)に始めましたね。あの時始めたなら誰だって勝てますよね？」と言われたことがあります。
でもね、思うんです。
(２００２年〜２００３年頃に株式投資を始めていれば)確かに誰だって勝てただろう。だからと言って、誰でも始めれたわけではない。
１００人中５人も、そういう判断できた人はいないんじゃないかと思う。
＜終わり＞
僕は、「確かに、その通りだ。俺は、株価が下落していく恐怖に絶えられず、ネット内職で稼いだお金のほとんどを現金で持っていた。俺は、あの頃に投資できなかった１００人中９５人の一人だな…」と思いました。
この反省があるからこそ、僕は、「僕が買った株が、明日には大きく下げるかもしれない」と覚悟しつつも、株式投資に大金を投入し続けています。今、ビビって逃げれば、僕は過去から何も学んでないし、成長していないことになりますからね。
…過去から学んだ僕は、もう逃げません。
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