|
金持ち兄さんの日記 > 2007年8月の日記 > 「不動産バブルで破産した人」のパターンから学ぶ
|
|
|
|
株式投資のことを考えていて、ふと、1989年以降の不動産バブル崩壊についての疑問が浮かびました。
不動産バブルの崩壊によって、多くの人が破産したり、一生返し続ければいけないような借金を背負ってしまった人がたくさんいることは、多くの人がご存知だと思います。
これらの人の特徴は…
・ 不動産(住宅)の価格がずっと上がり続けると思っていた。
・ 不動産をものすごい金額の借金で購入していた。
・ 借金で購入した不動産を、転売(売却)して儲けようと思っていた。
って感じだと思います。
じゃあ、上に書いた特徴に当てはまらない不動産の買い方をしてた人って、不動産バブル崩壊後は、どうなったんでしょうね?
例えば、
・ 不動産の価格は、上下するものだから、予想は難しいと思っていた。
・ 不動産を現金、もしくは、全く無理のない借金で購入していた。
・ 購入した不動産は、売却するのではなく、賃貸して収入を得ようと考えていた。
こういう感じの人達です。
僕の予想では、後者の人達は、バブル崩壊後〜現在までのトータルで考えると、たいしたダメージは受けなかったんじゃないかと考えています。
僕は、オフィスの家賃交渉をやっている時、バブル崩壊後に、不動産の価格が大幅に下落したのに対して、賃貸相場の方は、たいして値下がりしていないことを知りました。
つまり、「不動産バブルの時に、転売目的で不動産を購入した人に対して、賃貸目的で不動産を購入した人は、ダメージが少なかった」ということです。
確かに、購入した不動産の価値(価格)自体は、転売目的の人も、賃貸目的の人も大きく値下がりしたとは思いますが、「賃貸目的の人にとっては、家賃が上下するかどうかが重要」なのですから、不動産の価格はあまり関係ないですからね。
賃貸目的で不動産を購入した人は、たとえ、購入した不動産の価格が下がったとしても、毎月の家賃収入を得ながら、不動産価格がまた上がってくるのを待ってればいいだけです。
しかし、大きな借金をして、転売目的で不動産を購入した人は、当然、こういうのんびりした事を言っている余裕はありませんから、
・ 大損になっても良いから、できるだけ早く投売りするか
・ 一生かけて借金を返しながら、自分がその不動産を利用するか
・ 全てをリセットしてしまうか(自己破産する)
という厳しい選択をせまられた事だと思います。
こういう風に考えると、「不動産バブルで不動産を購入し、バブル崩壊後に逃げ遅れた人は、みんな損した」という話について、「本当に”みんな”なのか?」と疑問を感じてしまうのです。
だって、今までの話を読んでもらえば分かるように、賃貸目的で購入した人は、継続して入ってくる家賃収入によって、「いつか」購入金額を上回る入る可能性が高いわけですからね。
よほど悪い条件で購入していない限り、入居率0%なんて事にはならないでしょうから。
…と考えると、僕は、これらのケースが株式投資にも利用できそうに感じました。
・ 株の価格は、上がるかもしれないし、下がるかもしれないと思っていた。
・ 株式を現金、もしくは、無理のない借金で購入していた。
・ 株価の上下は予想できないから、キャピタルゲインを当てにせず、インカムゲインを目的にして、借金が少なく、業績が安定していて、配当をきちんと出している(これからも出し続ける)会社の株式を購入していた。
こういうやり方で株式を購入していれば、不動産投資と同じで、「いつか」は、購入金額以上のお金を手に入れられる可能性が高いんじゃないでしょうか?
それに加えて、インカムゲインを目的に投資をしていれば、「経済的自由を手に入れて、寝てても、お金が入ってくる状態」が手に入る可能性も高くなります。
こうやって考えると、急がずのんびりやっていれば、株式投資って、みんなが思うほど難しいものではないのかもしれませんね(^^ゞ。
…ところで、
PER:8.15倍
ROE:37.58%
配当利回り:3.18%
こんな優良企業の株を、こんな値段で投売りしている売っているのは、どなたでしょうか?(笑)
安いし、決算書を見ると自社株買いをやっていて、株主利益に対する意識も高そうだし、中古車買取・販売ビジネスなんて、将来、無くなりそうな業種だとも思えません。
前回(450万円の買い物をした♪)に引き続き、簡単な株の買い方の説明です(笑)。
世界同時株安で、株式市場はバーゲンセール状態です。
株式は、証券会社に無料口座開設をして、銀行からお金を入金すれば、簡単に購入できます。
銘柄を選ぶ時には、PER・PBR・ROE・配当利回りといった項目を確認し、客観性を保つために、証券会社の無料投資情報も利用します。
不動産投資じゃないですが、借金をして転売(キャピタルゲイン)目的で購入すると、リスクが高くなりますから、インカムゲイン目的で、まったりと株式投資を楽しむことをお勧めします(*^^*)。
- クレジットカードの逆引き辞典/クレジットカード「超」活用術!
- クレジットカード申込み比較.comでは、”クレジットカードを利用していかに得をするか!”を目的に、クレジットカードのお得な活用法(割引・ポイント還元)!カードに関するQ&Aなど、クレジットカードを賢く利用するための裏技・テクニックを公開しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|