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金持ち兄さんの日記 > 2006年5月の日記 > 日記は自分の成長につながる…
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ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
兄さんの友達の中には9日連続休みという羨ましい友達もいましたが、兄さんの会社では木曜日〜日曜日までの4連休でした。
これでも「こんなに休んで大丈夫だろうか??」と不安を感じていたくらいですが(笑)、やっぱり、社員がきちんと休みを取るってことも大切ですものね。
…ここで一つ余談なんですが、こどもの日や建国記念日などのいわゆる祝日って、労働基準法上はどのような扱いになっているのか知っていますか?
実は、祝日に関しては、休みにしなければならないという話は、労働基準法にはどこにも書いてないのです。
ですから、祝日を休みにするかしないかは、その会社の方針しだいという訳なんですよねf(^_^;。
ビックリしました?ですから、「ゴールデンウィーク中も通常営業なんて、うちの会社は労働基準法に違反してるんじゃないか!?」と思ったことがある方は、それは間違いなので、会社に抗議したりしないように気を付けて下さいね。
おそらく、上司に、「君はねぇ…」とネチネチと説教されるのがオチだと思うので(笑)。
なので、現在の会社で祝日が出勤となっていて、もっと休みたいと感じている方は、休みの多い会社に転職するのが賢い選択だと思います。
…さて、前回に書いた「友達にお金を貸して欲しいと言われた(2)」について、読者の方から感想のメールをいただき、兄さんなりに感じることがあったので、今日はそれについて書きたいと思います。
『友達でさえも借用書などの書類を要求するなんて、本当にお金に汚い人ですね。そもそも、あなたが友達と言っているだけの関係だと思いますが。
あなたの様に人間としての器の小さい人が社長をやっているなんて笑っちゃいます。
そもそも○○ような仕事では、あと10年ももたないでしょう。あなたには本当の友達というものは一生できないでしょうね。』
頂いたメールの内容は、上記の通りです。一部、兄さん以外の他の方が気分を害す可能性がある部分については、○○で伏せています。
こう思われてしまったのは兄さんの文章力のなさが原因なのでしょうが、兄さんが友達に借用証書や連帯保証人を用意することを条件としたのは、友達の今後のことを考えての行動だったんですよね。
正直、「貸せない」と言って終わった方が兄さんとしても楽なんです。
この方法の場合、一言で話が済みますし、相手に不快感を与えてしまうリスクも低いでしょう。
でも、この方法では、友達にお金を借りることの重大さを伝えることはできないと思いますし、一度、友達からお金を借りるという癖をつけてしまえば、その状態からなかなか抜け出せなくなることを、兄さんは自分の父親のことで十分に知っています。
だから、あえてあんなことを言って、友達にお金を借りることの重大さを理解してもらおうと思ったのです。
借金の連帯保証人を用意するというのは、もの凄く難しいですよね?
その人のことを90%以上信用していなければ(人によっては100%)、連帯保証人にはなってもらえないと思います。
ですから、自分の借金のために連帯保証人をつけるという行為は、もの凄くハードルの高い行為で、相当なエネルギーと責任、プレッシャーが伴います。
これをやった上でお金を借りるのであれば、兄さんは、たとえ貸したお金を返してもらうことができなくなり、貸し倒れても良いと考えていました。
そもそも、「アナタの子供さんが借りたお金を返してくれないんですよ!アナタ、お子さんの連帯保証人になりましたよね!何が何でも返してくださいよ!」とか、他人のご両親に言えるほど、兄さんは心の強さを持っていませんし。
兄さんは頭の良い方ではありませんが、そんな兄さんでも、先ほども言ったように、単純に「貸せない」とだけ言った方が、相手の今後や将来を除いては、色々な面で自分にとって賢い選択だということくらいは分かります。
保証人を要求したり、借用証書を要求したり、こんなことをすれば、「貸せない」と断るよりも、相手に嫌われるリスクや貸すのを断れなくなるリスクが高くなりますからね。
例えば、相手が兄さんの要望に答え、借用証書や保証人を用意すれば、兄さんは自分が口にした以上、後になって「やっぱり貸せない」という事はできなくなりますから。
保証人を用意するとことはそれだけ大変なことです。
ですから、上のような要求をするのは、自分が断るための道を自らふさいでしまう行為でもあることも十分に分かっていました。
でも、日記の上の方でも書いたように、兄さんは「保証人や借用証書など厳しい要件を相手に提示することで、友達の将来にとってプラスになるのではないか」と考えたのです。ですから、あのような厳しい要求をしました。
兄さんは、一番身近な人が借金でダメになっていくのを見ていた人間です。
他人にお金を借りるという行為が、その人やその人の周りにいる人の人生にどんな影響を及ぼすのか、また、その人をどう弱くしていくのかについては、身近で見てきた分、十分に理解していると思っています。
もし仮に、兄さんが無担保で友達にお金を貸して、それでその友達が返せなくなった時、その友達は、兄さんにお金を借りたことから、何か自分の人生にとってプラスになることを学んでくれたでしょうか?
他の方がどう思うのかは兄さんには分かりませんが、兄さんには、無担保でその友達にお金を貸すことは、その人を経済的にますます弱くしてしまい、そして、その人の今後にも悪い影響を与えると思ったのです。
これが、兄さんが友達に借用証書や保証人などを要求した理由です。「友達にお金を貸して欲しいと言われた(1)」でも書いたように、こんな事を言って自分にとってメリットになるものは何もないと、最初から分かっていました。
つまり、「こうすることがその人にとってプラスになるのではないか」という勝手な考えにもとずいた上での、完全な自己満足の行為だったのです。
あと、社長としての器が小さいという話ですが、確かにそうなのかもしれません。
…と言うよりも、これは何十年と会社を経営していく中で結果として現れることだと、個人的には思っています。
例えば、経営者としての器が早い段階から読めるのであれば、兄さんはベンチャー企業への投資で大金持ちになっていると思います。でも、実際はそれはもの凄く難しいことですよね?人の器なんて、結果を出す前からそう分かるものではありません。
それに兄さんは、社長が凡人でもいい会社を作りたいと思っています。兄さんは「社長」って名札をつけた人形みたいなもんです(笑)。この人形を上手く使える社員を増やし、一緒に会社を作っていきたいと思っています。
最後に友達についてですが…自分では本当に友達と思っている人は、仕事上の友達でも、プライベートの友達でも少なからずいます。
…と言っても、自分で勝手に思っているだけですが(笑)。友達に対しては、こんな自己満足に親友とか友達と感じているだけで、自分ではいいんじゃないかなって思ってます(^^ゞ。
インターネットで日記を書いていると、自分の書いた内容について好意的であったり、共感する内容のメールも頂きますが、今回、兄さんが頂いたメールのように、そうではない内容のメールも着ます。
兄さんも、今までに何度感想のメールを読んで、日記を書くのを止めようと思ったことか(笑)。
最近はネット上で日記を書く人も増えているようですが、たとえ自分が書いた日記に対して批判的なメールや、ヘコンでしまう内容のメールがきても、それで嫌になって日記を止めてしまわず、日記を書き続けて欲しいと思います。
それはきっと、アナタの成長に結びつくはずですから!!(*^^*)
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