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金持ち兄さんの日記 > 2007年7月の日記 > 僕に「恐怖心」を植え付けたものとは?
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今日の日記も、気合入れて書いたんで長いです。3時間かかりました。覚悟して呼んで下さい(笑)。
この前、書店に行ったとき、一冊の本が目に留まりました。それは、「ワーキングプア―日本を蝕む病」という名前の本でした。
この本を手に取った時は、「ちょっと気になったので、見てみようかな」くらいの軽い気持ちだったのですが、中身を見始めたら、時間を忘れて読み続けていました。
この本の中には、リアルな貧困が描かれていました。
「ワーキングプアって、働いてはいるけど年収が低い人じゃないの?」
くらいに思っていたのですが、それは大間違いであることが分かりました。本物のワーキングプアとは、
働いているのにも関わらず、食べることにさえ困っている人 |
のことだと知りました。
拒食症とか摂食障害とか、そういう病気が理由ではなく、単純に、「食べるためのお金がなくて、餓死してしまう」。ホームレスでもなく、働いている人の中に、こういう人がいるのです。
僕はこの本を読んだ後、他にもこういう例があるんじゃないかと思い、ネット上を検索してみました。それで見付かったのが、「僕に恐怖心を植え付けた」下記の映像です。
もし、Google ビデオ「ネットカフェ難民」で探してみて下さい。特に「カズヲさん」の動画を見て欲しいです。
どうでしょうか?「ヒドイ!」とか、「可哀想だ」と感じたでしょうか?
僕の場合は、この映像を見た後、可哀想だと感じる前に、次の気持ちが湧きました。
僕がこの状況に置かれたら、果たして抜け出せるだろうか? |
と。
アナタも考えてみて欲しい。
アナタは今、42歳。貯金は底ついて、日払いの仕事でなければ困る状況だ。
もちろん、頼れる人なんて誰もいないし、帰る家もない。
早く次の日払いの仕事を探さないと、路上生活者(ホームレス)になってしまう。
アナタがこの状況になった時、抜け出せる自信がありますか?
(根拠のない自信ではなく、確信を持てる解決策がありますか) |
弁護士や公認会計士、税理士、その他の評価の高い資格を持っている人なら、他の人よりも抜け出すのが簡単かもしれませんが、そうでない、普通の人がこの「負のスパイラル」に迷い込んでしまったら、正直、抜け出すのはかなり難しいと思います。
ただ、「今」この状態に陥ったとしたら、僕は抜け出す自信があります。それはなぜかと言うと、
です。
働く人(労働者)としての耐用年数を、一般的な退職年齢である60歳までとして考えると、
「60−今の年齢=労働者としての耐用年数」
という計算ができます。
しかし、ほとんどの仕事では、この計算式が当てはまらない可能性が高い(次の職が見付かる可能性が低い)ので、60の部分を50にしておいた方が確実でしょう。
ですから、「50歳−今の年齢=労働者としての耐用年数」という計算にします。
この計算で考えると、僕の労働者としての耐用年数は、まだかなり長い。つまり、単純に年齢だけで見た場合、「就職市場での労働者としての価値は、ある程度高い」と判断できます。
しかし、僕が40代に突入していたらどうでしょうか?
先ほどの労働者としての耐用年数の式で考えれば、単純に年齢だけで考えるとすると、「かなり価値が低い」と、他人に見積もられたとしても、これは仕方のない部分だと思います。
車にしたってそうですが、一般的に、新車の時が一番価値が高く、利用年数が長くなればなるほど、価値は落ちていきます。例外は、「その車に、何らかのプレミア的価値が付いていた場合のみ」です。
つまり、「何らかのプレミア(付加価値)」が、40代の僕に付いていれば良いですが、これがなく、単純に年齢だけで判断された場合には、もう限られた耐用年数しかない僕を正社員として雇用し、お金を払ってくれる会社は、本当に稀にしかいないでしょう。
こういう状況に陥ったら、僕も、今日の映像で紹介したような「負のスパイラル」に迷い込んで、抜け出せなくなるかもしれません。
こういった恐ろしい状況に陥るのを防ぐためには、
ことだと思います。
なぜならそれは、一時的というか、期限のある価値だからです。
しかし、若いうちは、かなりの長期間にわたって、若さの価値が減らないものだと思い込んでしまい、「若いから困っていないだけ」ということに気付かない事があります。
自分の若さについては、過大評価せず、過小評価するくらいでちょうど良いと思います。
先ほど、車を例にして説明しましたが、同じように、労働者としての価値を高めるためにはどうすれば良いのかを、また、車を例にして考えてみましょう。
一般的に、中古車の価値が高い(高く売れる)条件で、かつ、これが労働市場としての価値にも当てはまりそうなのは、次のようなケースです。
・ 新車登録日からの年月が短い ⇒ 年齢が若い。
・ ワンオーナー車 ⇒ 一つの会社で何年、何十年も働いてきた信頼のおける人。
・ ベンツ、レクサスなどのブランド車 ⇒ 高学歴、前職が優良企業などのブランドがある。
・ エンジン等が快調 ⇒ 心身ともに元気で、活力がみなぎっている。
・ 点検記録簿あり ⇒ 身元や経歴をハッキリと証明するものがある。
・ 外観、内装がキレイ ⇒ 身だしなみも含めて、見た目がいい。
・ 無事故車 ⇒ 過去の経歴に問題がない。
・ 人気車 ⇒ どの会社でも欲しがるような、魅力のある人である。
・ サンルーフ等のオプション付 ⇒ 価値の高い資格や経験を持っている。
・ 禁煙車 ⇒ タバコを吸わない人。
・ 純正パーツ車 ⇒ 前職での給与・待遇等が身に付いてしまっていない人で、まるで新卒者のように、謙虚な人。
「車を社外パーツ等で改造しているから価値が高い」と思うのは、ほとんどの場合、ただの勘違いで、安値でしか売れないように、「前職での給与や待遇だけで、自分の価値が高いと思い込んでいる人を採用するくらいなら、まっさらな若い新卒を採った方がいい」と価値を低く見積もられても仕方がない。
車でも、「改造された上に値段の高い中古ベンツよりも、値段の安いトヨタの新車の方がいい」と思う人は多い。
こうやって中古車が高く評価されるケースを見てみると、意外と、労働市場にも当てはまる内容が多いことに気付きます。
しかし、この項目の中で一番重視されるのは、やはり、「新車登録日からの年数、つまり、年齢」です。
車であれ、人であれ、年数が経つのを防ぐことはできませんから、他の部分で価値を高めるしかありません。だから僕は、「若さを評価しすぎてはいけない」と、自分で思うのです。
でも、周りを見渡せば、若さを過大評価している人(その価値が有限であると、理解できていない人)は、実にたくさんいるような気がします。
新車登録からあまり年数が経っていない車は、故障も少なく、実に快調です。修理代なんてほとんどかかりません。
しかし、ある程度年数が経つと、いろんな部分に「ガタ」が出てきて、突然、大きな修理代がかかり始めます。
その時に、その車を売ろうとしても、安値で買い叩かれ、二束三文でしか売れません。
これが人間にも当てはまると思うのは、僕だけでしょうか? |
今日の映像は、僕の将来、もしくは、アナタの将来かもしれません。若い人は特に、他人事だと考えない方が良いと思います。
低コストな生活をして、貯蓄や投資にお金を回し、将来に備えることが大切です。
・ ネットバンクで銀行に払う手数料を節約 ・
プロバイダーの乗換えで固定費を節約 ・
ネット証券の取引手数料を節約
・ 毎月7日にP-ONEカードで買い物(あらゆる物を4%割引) ・
クレジットカードの割引で節約
・ Skypeで電話代を節約
・
AVSを利用して、ウイルス対策ソフトの料金を節約
・ Spybotを利用して、スパイウェア対策ソフトの料金を節約
将来のための資産作りは、若いうちから始めることをオススメします。ちなみに今、消費者金融の最大手である「武富士」の株主配当の利回りは、4.71%を超えています。
(※詳しく調べてみると、配当金額の変更があったため、最初に記載していた利回りから、4.71%に修正しました)
低金利な銀行預金を利用するも、インフレで資産を食い潰されるも、株式投資で不労所得を増やすも、全ては自分の選択しだい、つまり、自己責任です。
僕にできるのは、多くの人が経済的自由を手に入れるために、価値ある情報を紹介し、「キッカケを与える」ことだけです。残念ですが、実践するかしないかについては、僕ではどうしようもありません。。
参考
: 証券会社比較 得するネット証券の選び方 (株式投資とは?-株取引初心者の方に-)
- クレジットカードの逆引き辞典/クレジットカード「超」活用術!
- クレジットカード申込み比較.comでは、”クレジットカードを利用していかに得をするか!”を目的に、クレジットカードのお得な活用法(割引・ポイント還元)!カードに関するQ&Aなど、クレジットカードを賢く利用するための裏技・テクニックを公開しています。
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