パチンコ(パチスロ)と会社経営の共通点
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パチンコ(パチスロ)と会社経営の共通点


数日前の話です。



兄さんは、パチンコ(パチスロ)が好きな友達と話している中で、パチンコと会社経営との、ある共通点に気付きました。それは、どちらもギャンブル性を秘めていて、破産する時は同じ道を歩む可能性が高いということです。




友達「この前さぁ、またパチンコで負けたんだよねぇ〜」

兄さん:「ありゃりゃ。また行ったの?今までにかなりお金を突っ込んでるのに…ホント、好きだねぇ(笑)。んで、いくら負けたの?」

友達「3万かな。。」



兄さん:「3万!?そりゃ〜痛いわ。俺の友達でプロとして、パチスロで食べている人はいるけど、こうやってプロになるまで追求する気がなければ、ほどほどにした方が良いよ」

友達「う〜ん。そうだね。ハハハ…」




兄さんはパチスロ好きな友達と、こんな会話をしていました。パチンコやパチスロって、一日で何万円ものお金を失ってしまうのに、また再度行こうと思わせる中毒性があり、いつも凄いなぁと感じます。

人に一気に何万円ものお金を使わせる娯楽なんて、そうないですからねf(^_^;。




パチンコやパチスロが好きでたまらない友達には、「ギャンブルと勘違いしていてもいいから、株式投資をやれ!」と言いたいです。


パチンコやパチスロは負けてしまうと何も残りませんが、株式投資の場合は、株価が値下がりすることはあっても、換金価値がある株が手元に残りますからね。

どうせお金をつぎこむのなら、株式投資の方が断然お勧めです(*^^*)。




…さて、それでは友達との話を続けます。




兄さん:「パチスロってさぁ、時には何万円突っ込んでも、全然取り戻せない時があるじゃんね?それでさぁ、もし、その日に5万円しか持ってきてなくて、その5万円 全部を突っ込んでも全然連続ボーナスにならなかったら、どうするの?諦めて帰るの?」

友達「いや、とりあえず、その台に自分のタバコとか置いてキープして、コンビニとか銀行(ネットバンク)のATMに走るね(笑)。そして、お金を下ろしてきて、また出るまで同じ台を打つ。それでも出なかったら、その日は”いろんな意味で”終わりだね(笑)」



兄さん:「マジで!?それはもう病気だねぇ(笑)。もしかして、一日に10万以上とか負けたことあるの?」

友達「あるよ。さすがにその日は、自分のこの手がおかしいんじゃないかと思ったし(負けてるのは、自分の手に原因があるんじゃないかと思ったし)、サラ金(消費者金融・キャッシング)にお金を借りようかと思ったよ(笑)」



兄さん:「なるほどぉ。そこで損した10万円を取り戻そうと考えて、サラ金にお金借りてたら、今頃はもう破産してたかもね。思い留まって正解だったよ(笑)」

友達「ハハハ…サラ金には手を出さないように気をつけるわ」




…とここまでの話を読んで、「どこか似たような話があるような…」と気付きませんか?

パチンコやパチスロ、競艇など、ギャンブルが元で経済的に破産する人には、負けたお金を取り戻そうとして、サラ金に手を出し、その後は……という共通パターンがあります。




では、会社経営で何もかも失ってしまう人って、どんなパターンを通ることが多いでしょう?




1.会社の業績が悪化して、資金が尽きる。
2.「今が苦しい時だが、今を乗り越えれば…」と根拠の無いことを考え、自己資金をつぎ込む。
3.やがて自己資金が底付き、事業者ローンや消費者金融などにお金を借りる。
4.そして借りたお金までも底尽きて、お金が返せなくなる。経営者の財産は差し押さえられ、何もかも失う。




こうやって会社経営で破産するパターンを見てみると、パチンコ(スロット)で破産してしまう人と似ていることに気付きませんか?



パチンコやスロットの場合は…




1.自分がお金をつぎ込んだ台がウンともスンとも言わず、やがて手持ち資金が尽きる。
2.「今はまだ777が揃わず連続ボーナスが来ないけど、後もう少し頑張れば、きっと777が揃って、今までの分を取り戻せるはず」と根拠の無いことを考え、ATMから銀行預金を引出して、さらにお金を突っ込む。
3.やがて自己資金が底付き、銀行やサラ金からお金を借りる。
4.そして借りたお金までも底尽きて、お金が返せなくなる。自分の財産は差し押さえられ、何もかも失う。




見比べてみれば分かりますが、両者の破産するパターンは全く同じです(汗)。




「ギャンブル」と聞くと、人が負けていることに対して、「もうそれだけ負けたんだから、止めといた方が良いよ」とアドバイスする人がほとんんどだと思います。


ですが、「経営」と聞くと、事業が上手くいっていない相手に対して、何とアドバイスする人が多いでしょうか?おそらく、何も根拠は無いのだけれど…


「今は苦しいと思うけど、頑張って!!頑張ってれば、きっとまた良い時期がくるよ!」


こうアドバイスする人が多いのではないかと思います。




会社経営や個人事業も、破産する時は、パチンコ・パチスロで破産する人と同じ道を歩みます。


つまり、会社の業績が悪化してきた時には、「根拠の無い、無理な頑張り」は、危険でギャンブル性の高いものだということです。パチンコ・パチスロで負けている時に、さらにお金をつぎ込む事と、そう違いはありません。




「会社経営」と聞くと、プラスのイメージがあって、実際に経営する側も「会社の業績が悪化しても、それに負けず、どこまでも頑張ろう!」と考えがちですが、今回の話でパチンコと経営の共通点に気付いたことによって、「ギャンブルと同じで、引き際(の判断)は大切だな」と考えました。




パチンコやパチスロ、競艇と聞くと、反射的に「ギャンブルは悪い。止めた方が良い。私はやらない」と考える人は多いですが、それが別のものに置き換えられると、ギャンブルかどうかの判断ができなくなる人は多いと思います。

実際兄さんも、パチンコ等はギャンブルだというイメージがありましたが、経営がパチンコ等と同種のギャンブル性を秘めているということには、恥ずかしながら、友達とこの話をするまで気付いていませんでした。




「今はダメだけれども、この先はきっと勝てる、稼げる、上手くいく、という感じの”明確な根拠”がないものに無理なお金をつぎ込む」




この時点で、どのような事であっても、一般的にギャンブル(賭け)としてイメージされているもの…つまり、パチンコ等のギャンブルと何も変わりはないと思います。こう考えると…


「私はギャンブルはしない!!」


と、今までは自信を持って言えていたのが、一瞬、考えちゃいますよね?(^^ゞ




兄さんはパチンコやパチスロはやりませんが、経営の中で、ギャンブルだと気付かずにギャンブルをやってしまう可能性は「大」だと思います。

今回のパチスロ好きな友達との会話は、自分にとって良い勉強になりました。





最後に、世界一の株式投資家で、兄さんが最も尊敬する高潔な人であるウォーレン・バフェットが、76歳の誕生日に再婚したそうです。おめでとうございます!!!




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米国の大富豪バフェット氏が再婚

 世界第2位の富豪として知られる米著名投資家'''ウォーレン・バフェット氏が、76歳の誕生日にあたる30日に、長らく付き合いのあったアストリッド・メンクスさん(60歳)と結婚したことが分かった。


結婚の手続きを行ったネブラスカ州の判事の関係者が31日明らかにした。



 オマハ・ワールド・ヘラルド紙が報じたところでは、バフェット氏の娘スーザンさんが、オマハの自宅で、15分間の結婚式の進行役を務めた。同紙によると、2人はハネムーンに出かける予定はないという。



 バフェット氏にとっては2度目の結婚。同氏は投資会社バークシャー・ハザウェイの会長兼最高経営責任者(CEO)で、資産総額は440億ドル(5兆1665億円)とされるが、6月に資産の大半を米マイクロソフトのゲイツ会長が創設した慈善基金に寄付すると発表している。


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「小額でも良いから、株式投資を始めてみること」…お金持ちになるには、これが非常に大切なことだと、兄さんは考えています。実際、兄さん自身も、自己資産のほとんどを株式で保有しています。




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