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今後はさらに重要になる?子供の教育・学歴


いわゆるゆとり教育(ゆとり世代)と話をすると、僕の学生時代との違いにビックリすることがあります。


「完全週休2日制」「ゆとりある教育を」「相対評価ではなく、絶対評価」というのが、ゆとり教育の基本方針のようですが、



: 「中学や高校の時って、クラスや学年での成績は何番だった?」

ゆとりA : 「知らない」
ゆとりB : 「わかんない」


: 「えっ!?試験やテストで、自分がクラスで何番だったかとか、学年で何番だったかを聞く機会がなかったってこと??」

ゆとりA : 「うん。個別に先生のところに行けば、教えてくれる先生もいたけど」
ゆとりB : 「私も、学年やクラスで何番かなんて、教えてくれなかったよ」


: 「そうなんだ…」



僕が中学や高校に通っていた頃は、毎回、クラスで何番かや、学年で何番かを知ることができるようになっていました。それにより、常に「競争」を意識していたような気がします。



しかし、先ほどのゆとり世代の2人の若い人は、試験の結果、自分がクラスや学年で何番なのかを知らないし、耳にする機会すら、ほとんどなかったと言うのです。


しかも、「学校は、入学した時から完全週休2日制だったし、周りを見渡してみると、意欲が乏しい人が多い気がする。いわゆる、熱い人とかは、滅多にいないかな」と、この若い2人は言っていました。




以前、安定志向の男子学生が急増!?総合商社が苦慮する一般職志望のオトコたちという記事を見て、「世の中も変わってきたなぁ」と感じたことがありましたが、ゆとり教育と、この考え方の変化は、大きく関係しているような気がします。




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安定志向の男子学生が急増!?
総合商社が苦慮する一般職志望のオトコたち




就職戦線異状あり――。

 学生からダントツの人気を誇る総合商社には、今年も応募が殺到しており、採用担当者はさぞご満悦かと思いきや、予期せぬ現象の対応に苦慮しているらしい。

これまで女性社員が担ってきた事務作業など補助的な業務を行う「一般職」に男子学生が応募してくるというのだ。



 不況が深刻化した1990年代後半、各商社は正社員の一般職採用を凍結して派遣社員に切り替えてきた。

しかし事務作業の高度化などによって有期で非正規雇用の従業員に任せにくい業務が増えたことから、三菱商事を除く大手商社はここ数年で相次ぎ一般職採用を復活させてきた。

来年度には三菱商事も再開させる予定だ。



 ここでネックになったのが、2007年に施行された改正・男女雇用機会均等法である。

従来の女性に対する差別を禁止する法律から、男女双方に対する差別を禁止する法律に変わったことで、女子学生に絞った一般職の採用はできなくなり、形式上は男子学生にも一般職への門戸が開かれた。



 そこに目を付けたのが安定志向の男子学生たちだ。

2007年に一般職の採用活動を再開した丸紅には、採用枠約30人に約5000人もの応募があり、そのなかに「数%の割合で男子学生がいた」と同社人事部は明かす。



 他の総合商社も同様で、2002年にいち早く再開していた住友商事には毎年10人程度、ここ1、2年で復活させた三井物産、伊藤忠商事、双日にも割合こそ多くないが、男子学生からの応募が一定数あるという。

「今年になってさらに男子の応募が増えた」という商社もあった。


 就職情報サイト「マイナビ」の栗田卓也編集長は「学生の会社選びは今まで以上に多様化してきており、昇進や昇格に興味を示さないタイプの学生が増えているからでは」と一般職志望の男子学生について分析する。



(途中、省略)



 ただ、「採用しないというわけではないが、経験がなく一般職の男性社員をどう扱っていいのか分からない」(大手商社採用担当者)と企業側は困惑を隠せない様子で、その実現はまだ難しいといわざるを得ない。


 大手商社での男子学生の一般職採用数は今のところゼロだ。総合職の女性社員を一般職の男性社員が補助する、そんな光景が商社で見られるのは、まだまだ先のようだ。


(by ダイヤモンド・オンライン)

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さっきの「意欲が乏しい人が多い気がする」という話を考えると、上記のような一般職を希望する男子学生が増えていることとも、関係しているような気がしてきますよね。



下記のプレジデントの記事を見れば分かるように、役職によって、年収にはかなりの違いが出てくることを考えると、総合職で昇進を目指した方が、結婚など、様々な点でメリットがあるような気がするのですが。。




プレジデント「全公開!日本人の給料」




「そんなに頑張らなくても、そこそこでいいじゃん」てことなのか、「仕事以外の時間を大切にしたい」とか、自分達なりの考えがあるんでしょうね。

ただ、仕事に対する熱意や意欲、価値観の面で、昔とは変化してきている事は、間違いないと思います。




ちなみに、今週号の週刊ダイヤモンドの特集は、「大学」だったのですが、その中で、ゆとり教育の悪影響についての記事がありました。









低偏差値大学では、3割が中学生レベル!(大学生の日本語レベル)


高校生がバカになる「AO入試」の問題点


「一般入試が5割を切る!」 「AO入試で勉強しなくなった高校生」 「ゆとり教育の影響は甚大(茨城県における高校入学時の英語能力値平均 推移)」




僕らが受験生だった頃で考えれば、このレベルの学力だと、学力不足で不合格になり、大学に入学できないはずなのですが、現在は、大学数の増加&18歳人口が減ったことによって、大学の約半分が定員割れを起こしており、「背に腹は変えられない」ということで、誰でもこい!的な大学が増えているのだそうです(苦笑)。




大学倒産時代「学生数は頭打ち(大学と学生数の推移)」 「2006年に定員割れ急増(私立大学の定員充足率 推移)」




しかし、こういうことをすれば、当然、その大学の質は落ちることになります。


その結果、さらにその大学への入学者が減り、さらに大学の経営が苦しくなる…という「負のスパイラル」に入っている大学がドンドン増えているみたいです。




受験と言えば、僕らの頃は、「○○大学の経済学部なら、偏差値55以上はないと難しい」などという会話が当然ありましたが、今では、入学を希望すれば、ほぼ誰でも入学できる「偏差値がボーダーフリー」になっている大学もあるとのことで、僕が想像していた以上に、今の大学の状況は、凄いことになっていました(苦笑)。




僕が受験生の頃も、偏差値の高い大学と、偏差値が低い大学の学力の差は、当然、ありましたが、「今の上位大学の学生と、下位大学の学生の学力差は、いったい、どれくらいあるんだろうか?」と考えると、ちょっと恐くなってきました。


偏差値がボーダーフリー=合格ライン偏差値の底がない」ということですからね。




こういう状況になってくると、もう、「大学を出ているかどうか」よりも、「どの大学を出たのか?」の方が、より重視される世の中になっていくような気がします。


なにせ、大学を出るだけなら、ほぼ誰でも可能な世の中になっているわけですからね。


また、「偏差値の高い高校を出た高卒の方が、いわゆる、ボーダーフリーの大学を出た大卒よりも、社会に出る時に評価される」ということも、増えていくかもしれませんよね(;^_^A。





現在は、ハッキリ言って、新卒時にいい企業に就職できた人や公務員になれた人と、新卒時の就職に失敗した人や、よくない企業に就職した人とでは、その後の人生に、大きな格差が出てくる世の中です。



そして、上の方に書いてきたように、偏差値が高かったり、ブランドがある大学と、それ以外の大学との間には、現時点でも、大きな格差がありますが、この格差は、今後、ますます拡大していくような気がします。




こんな状況において、新卒時に、一発勝負でいい企業に就職するためには、学力・学歴は、今まで以上に重要だと思います。


もしかしたら、この日記を読んでいるアナタの子供は、ゆとり世代真っ只中を過ごしてきているかもしれませんが、子供の将来を考えるのであれば、できるだけ早く、子供の学力をつけるべく、何がしかの支援をすることをお勧めします。。




今や大卒には、アナタが学生や受験生だった頃のような価値はありません。

誰でも入れるような大学が増えてきた今、ある程度の偏差値以上の学校を卒業できないと、就職の時に苦労する可能性は、とても高いと思います。





それにしても、今の大学の状況や、学生の学力低下の凄まじさを知るまでは、正直、「ゆとり教育(ゆとり世代)は、完全週休2日制らしいね。羨ましいな〜」くらいにしか思っていませんでしたが、まさか、こんな事態になっているとは。。



ビックリですよね?




社会に出れば、嫌でも競争の真っ只中に置かれるのに、社会に出るまでの準備期間という意味もある学生時代に、「ゆとり教育」といって、競争の経験(意識)もあまりさせないようにしていたら、後で困るのは、そのゆとり教育の中で育ってきた子供達です。



すぐに仕事を辞める若者や、働く意欲のないニートが問題となっていますが、「大した訓練もしてこず、ジャングルの中にほおりこまれれば」、逃げ出したくなったり、そこにいるのが嫌になるのも当然なように思います。




「ゆとり教育がいいと思って、20年以上やってみたけど、やっぱり、よくなかったみたい」


と、今さら言われても、「人の子供で実験すんなよ!」って感じですが(苦笑)、結局、誰もこの責任をとってくれる人はいません。ホントに、おかしな話だと思います。




親がしっかりと教育をする、もしくは、しっかりと自主性をもって学力を見に付けていく子供であれば、ゆとり教育の中にあっても、大した影響を受けなかったかもしれませんが、そうではない親や子供達は、ある意味、「被害者」なのかもしれませんね。







【動画】ペーパーテストで100点をとっても、「2」をつけられるって(苦笑)




子供の教育を国や先生にまかせっきりにせず、しっかりと、親が積極的に関わることが大切だと思いました。

国の教育方針に従って、そのまま教える教師より、競争社会の中で実際に戦っている親の方が「その教育方法でいいのか?わるいのか?将来、子友達が出て行く社会は、どのような社会になっているのか?」を的確に判断・予想できるのではないでしょうか。




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なお、繰り返し言っていますが、景気はまだまだ回復しません。補助金や助成金などが徐々に切れてくるこれからが、本格的な「冬のおとずれ」だと思います。


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