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金持ち兄さんの日記 > 2007年5月の日記 > 言葉のイメージに騙されない
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例えば、「明るい・暗い」という言葉など、言葉にはイメージがあります。これらの言葉を聞くと、意味を考えるというよりは、まず、イメージが優先するのではないでしょうか?
もちろん、これはお金に関する言葉についても同じですが、この「言葉のイメージ」というやつに騙されて、損をしている人が多いように思います。
例えば、
という言葉と、
これらは、起こる結果としては、同じですよね?
家計簿を付けてみると分かりますが、どちらも「2万円得をした」という話です。
ですが、「給料が増える」「節約」には、それぞれイメージが付いていて、これらの言葉を聞いた時に、全く別の効果が得られるように錯覚しまう人が多いように思います。
例えば、興奮というか、ドキドキ具合が違いますよね?
ほとんどの人が、2万円節約したという話よりも、2万円給料が増えたという話を聞いた時の方が、ドキドキ感が明らかに違うのではないでしょうか。
でも、さっきも話したように、「どちらも結果は同じこと」なんです。
実際に比較してみれば、よりハッキリと同じことだと理解できるはずです。
収入:(18万円+収入UP:2万円=20万円)−生活費:15万円=5万円
収入:(18万円+0円=18万円)−生活費:(15万円−節約:2万円)=5万円
結果:収入UPも節約も、残るお金は同じ。
言葉のイメージに騙されてしまうと、大切なことを見逃してしまう可能性があります。
僕は、プロバイダーの乗換えの節約効果に気付いたため、今月はプロバイダー料金を払ってません。金額にして言えば、約4,000円ほど得をしました。
これは、言葉のイメージを無視して言えば、
という事と同じです。
しかし、正直な話、結果は同じなのに、ドキドキ感は全く違います。
これはおそらく、「節約」というイメージが、僕の中で「収入アップ」という言葉のイメージよりも劣っている事が原因でしょう。
でも、この言葉のイメージに騙されないことが大切です。なぜなら、○○円節約した!と、○○円収入が増えた!は、基本的に同じ結果が得られるのですから。
乗換えたプロバイダーの無料期間が7月までは続くため、僕は結果的に、5月〜7月の3ヶ月間、毎月4,000円収入がアップしたようなものです。
また逆に、もし僕が言葉のイメージに騙され、面倒くさいと思って、プロバイダーの乗換えをやらなかったら、3ヶ月間 4,000円を損し続け、合計12,000円の損をしていたことになります。
つまり、12,000円収入が増えるチャンスを、みすみす逃していたという事です。
参考までに僕の例を出してみましたが、僕も含めて、「節約」という言葉のイメージに騙されている人って、かなり多いんじゃないでしょうか?
コスト削減(コストカット)・節約の方法でも話しましたが、給与(収入)を増やすのは自分以外の影響が大きくて難しいですが、経費(支出)を減らす方については、自分の力でどうにでもなる場合がほとんどなので、給与(収入)を増やすことよりも簡単です。
ですから、お金を貯めたい、資産を増やしたいと思うのであれば、まず真っ先に手をつけるのは、収入を増やすことよりも、支出を削ることだと思います。
・ ネットバンクで銀行に払う手数料を節約
・ プロバイダーの乗換えで固定費を節約
・ ネット証券の取引手数料を節約
・ AVSを利用して、ウイルス対策ソフトの料金を節約
・ 毎月7日にP-ONEカードで買い物(あらゆる物を4%割引)
・ クレジットカードの割引で節約
これらを活用すれば、今の収入(支出を除いた、使えるお金)が、数千円〜数万円は増えるんじゃないでしょうか?年間にすると、かなりの差になるはずです。
言葉のイメージに騙されず、ぜひ、節約=収入UPを図って下さいね(*^^*)。
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