ライブドアショックの影響
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ライブドアショックの影響


ライブドアショック』…かなり大々的に報道されているので、この言葉がどういう意味なのかを知っている方は、株式投資をやっていない方の中にも多いと思います。



最近の日経平均株価は、株式会社ライブドア(堀江貴文社長)に証券取引法違反容疑がかかっていることで大幅に下がってきています。ここ最近は、ライブドアと関係のある会社、ない会社に関わらず、どの株式も売り注文の方が多い状態です。



ライブドア自体の株価は現在1株256円という価格になっているのですが、事件発覚前の1月16日は1株696円でしたから、わずか1週間足らず(厳密に言うと、株式市場の4営業日)で株価が半分以下になった計算になります。


ライブドアの株価は今日もストップ安状態が続いていて、売り注文に対して買い注文が極端に少ない状態になっています。下は、ライブドアとカネミツという会社の注文状況を比較した画面です。




ライブドアの注文状況 カネミツの注文状況
ライブドアの注文状況 カネミツの注文状況




この画面の詳しい見方は、株の買い方と注文画面の見方を見て頂きたいのですが、分からない人のために簡単に説明しますね。まず、両方の注文状況画面の赤丸で囲んだ売数量と買数量のところを見てみて下さい。

右側のカネミツの方は、売数量と買数量のどちらにも注文が入っていて、株を売りたい人と買いたい人のバランスがとれている状態であることが分かると思います。




では次に、左側のライブドアの注文状況の画面を見てみて下さい。売数量と赤い四角で囲んだ買数量のところを見て頂けると、赤い四角で囲んだところに何も表示されていないことが分かると思います。これは”ライブドア株に買い注文が入っていない”ということです。



それに対して、ライブドアの売数量はどうなっているでしょうか?赤丸で囲んでいる数量を見てもらえば分かるように、256円で2億5840万067株の売り注文が入っています。つまり、買い注文は全くないのに、売り注文の方はもの凄い数がある状態です。

まさに株の投売り状態で、典型的なストップ安の例です(;^_^A。




ライブドアの株価データ




そして次に見て欲しいのが、上に掲載した1月16日時点の株価データです。赤丸で囲んだ買い残のところを見てみて下さい。8732万9493株と書いてありますよね?これは何かと言うと、信用取引をして購入されている株式の数を表しています。


…と言っても、株式投資をやったことがない方にはピンと来ないと思うので、もっと分かりやすく言いますね。この(信用)買い残というのは、”将来ライブドアの株式が上がると思って、借金をしてライブドア株を購入した人達が持っている株式の総数”です。




今から十数年前、土地の価格がいつまでも上昇し続けると考えて、借金をして土地を購入した人がたくさんいた時がありましたよね。いわゆるバブルというやつです。

このバブルが崩壊した後、こうやって借金をして土地を購入した人や企業がどうなったのかと言うことは、もはや説明する必要もないと思います。




『…あれ、なんか今のライブドア株の話とかぶらない??』と思った人は鋭いです(笑)。


今の状況はまさに、ライブドアバブルが崩壊した状態なんですよね。このライブドアバブルの崩壊によってたくさんの方が痛い目を見ることになると思います。




現金でライブドア株を購入していた人は、ライブドアの株価が下がって損をするだけなのでまだ良いですが、問題はこの信用取引でライブドア株を購入している人達です。

このままストップ安の状態が続けば、株価はわずか数円〜数十円という価格になる可能性が大です。借金をして1株数百円で購入したライブドア株が、1株数円〜数十円という価格になってしまうのです。



そうするとどうなるのかと言うと、ほぼ価値のないライブドア株と借金だけが残る形になります。

ですから、ライブドア株を信用買いしている人は、『いったい何円まで株価が下がるんだろう…』『借金をどうやって返そう…』などと、今はもう、毎日毎日が不安と恐怖でたまらない状況だと思います。




ここ最近は、信用取引の力を利用してレバレッジ(てこの原理)を効かせ、短期間で株で大幅に資産を増やした人達が、個人投資家の成功者として雑誌などのメディアで賞賛されていますが、信用取引は諸刃の剣だと言うことをくれぐれも忘れないようにしましょうね。
参考:信用取引の手数料を比較




短期間で大儲けができる可能性もありますが、逆に、自分が立ち上がれないほど大きな損を被る可能性もあります。株式投資の経験がまだ浅い方や初心者の方は、自分が持っている現金で買う現物買いを基本とし、信用取引の使い方には十分に注意して下さい。


今回のライブドアショックのようなことがどの企業で起こるかは、ハッキリ言って、兄さん達一般人には予想するすべがありませんからね。




あと、自分の周りで、信用取引でライブドア株を全力買いしていた人がいたら励ましてあげて下さいね。そして、この日記を読んでいる方の中でライブドア株で大ダメージを受けている方は、今回のことは良い勉強として受け止めて、すぐに忘れるようにして下さい。




もし、返済できないほどの大きな借金ができてしまった場合は、かえるの子はかえるでも書いたことがありますが、借金をリセットできる自己破産という方法も選択肢に入れると良いと思います。

世間的には『自己破産=最低、最悪』みたいな風に見る人も大勢いますが、自分の借金で家族や他人に迷惑をかけたり、消費者金融で借金を膨らますくらいなら、自己破産という方法を採った方がマシだと、個人的には思っています。




お金の問題で死を考える人もいるみたいですが、所詮、お金はお金です。自分の命との引き換えにできるほどの価値はありません。何よりも自分のことを大切に思ってくれるご両親のことを思い出して下さいね(*^^*)。




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